金曜ロードショー:2026年正月は2週連続ジブリ 「千と千尋の神隠し」「かぐや姫の物語」放送

劇場版アニメ「千と千尋の神隠し」の一場面(c)2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli,NDDTM
1 / 5
劇場版アニメ「千と千尋の神隠し」の一場面(c)2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli,NDDTM

 日本テレビの金曜ロードショー(金曜午後9時)で、2026年の年始にスタジオジブリの劇場版アニメが2週連続で放送されることが分かった。2026年初の放送となる1月2日午後9時から宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」、翌週の1月9日午後9時から故・高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が放送される。ともに放送時間を拡大し、ノーカットで放送される。

あなたにオススメ

 「千と千尋の神隠し」は、2001年に公開され、公開後は1年以上のロングランとなり、最終興行収入が約316億8000万円という大ヒットを記録した。世界的にも高い評価を受け、米アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞、ベルリン国際映画祭の最高賞である金熊賞ほか数多くの賞に輝いた。人間が入ってはいけない不思議に迷い込んだ10歳の少女・千尋が無力感に打ちひしがれながらも、神々のための銭湯・油屋で働くうちに小さな希望を見いだし、生きる力を育んでいく姿が描かれた。

 「かぐや姫の物語」は、日本最古の物語「竹取物語」を高畑監督が新しい解釈で劇場版アニメ化し、2013年に公開された。海外の多数の映画賞を席巻し、米アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされ、「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」でも特別上映された。かぐや姫という一人の女性の誕生から、少女時代を経て美しい姫に成長していく様子が描かれた。

写真を見る全 5 枚

アニメ 最新記事