機動戦士ガンダム サンダーボルト:話題のサンダーボルト・ガンダム デザイン秘話 変形ギミックを検証

アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」の上映会の様子
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アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」の上映会の様子

 太田垣康男さんのマンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」のコミックス最終27巻が発売されたことを記念して12月19日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)でアニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」の上映会が開催された。同作の最終回では、サンダーボルト・ガンダムが登場したことも話題になり、同機はコミックス最終27巻の表紙を飾った。原作者の太田垣さんが、サンダーボルト・ガンダムのデザインについて語った。

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 太田垣さんはサンダーボルト・ガンダムについて「1年前くらいに出そうと決めて、デザインを始めました。それまでZをチラッと出したことがありましたが、最後にZに乗るのはひねりがない。その先にいこうとしたら、ZZしかない。ただ、そのままではなく、雰囲気を残しつつ、集大成としてデザインしました。最後に出ることで、タイトル回収になったらキレイかな?と」と説明。

 サンダーボルト・ガンダムは変形することも話題になった。「デザインは1カ月くらいかかりました。変形ギミックは、レゴで作って検証しました。レゴは完全設定資料に載っています」と話した。デザインに関する詳細は、最終27巻の限定版に付属する「サンダーボルト・ガンダム完全設定資料BOOK『HOW TO BUILD THUNDERBOLT GUNDAM』」で明かされているという。

 「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は、「MOONLIGHT MILE」などで知られる太田垣さんのマンガ。一年戦争のサンダーボルト宙域での地球連邦軍とジオン公国の戦い、一年戦争後のジオン残党軍、連邦、南洋同盟の戦いなどが描かれた。アニメ化、プラモデル化されるなど人気を集めている。「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で2012年に連載をスタートし、今年9月に最終回を迎え、約13年の連載に幕を下ろした。シリーズ累計部数は600万部以上。

 この日、上映された「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」はアニメ第1シーズン全4話に新規シーンを追加したディレクターズカット版で、2016年に劇場上映、配信された。

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