鎧真伝サムライトルーパー:37年ぶり新作テレビアニメは「スタイリッシュ」 「いい意味の昭和感」も

アニメ「鎧真伝サムライトルーパー」の先行上映会の様子
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アニメ「鎧真伝サムライトルーパー」の先行上映会の様子

 1988年4月~1989年3月にテレビアニメが放送された「鎧伝サムライトルーパー」シリーズの正統続編となる新作テレビアニメ「鎧真伝サムライトルーパー」の先行上映会が12月23日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、凱役の石橋陽彩さん、上杉魁人役の榎木淳弥さん、北条武蔵役の村瀬歩さん、石田紫音役の熊谷健太郎さんが登場した。1991年発売のOVA「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」以来、約35年ぶりの新作アニメで、テレビアニメシリーズが放送されるのは約37年ぶりとなる。村瀬さんは新作について「スタイリッシュだけど、いい意味での昭和感、懐かしさもあって、昔から好きな方も満足していただけると思います」と語った。

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 石橋さんは「激アツでストーリーも面白い、個性豊かなキャラクターが出てきます。オープニングもエンディングも格好いい。ぜひ放送を楽しみに待っていただければ」と呼びかけた。上映会には、エンディングテーマ「POWER」を担当する人気グループ「ONE OR EIGHT」のTSUBASAさん、REIAさん、TAKERUさんも登壇した。

 新作は、現在の新宿を舞台とした完全オリジナルストーリーで、「銀魂」「おそ松さん」などの藤田陽一さんが監督を務め、「仮面ライダービルド」「クローズZERO」「テルマエ・ロマエ」などの武藤将吾さんがシリーズ構成・脚本を担当。サンライズが制作する。2026年1月6日からTOKYO MX、関西テレビ、BS11で順次放送される。分割2クール。

 「鎧伝サムライトルーパー」は、サンライズ制作のアニメで、“鎧擬亜(ヨロイギア)”を持つ5人の少年が、運命に導かれて集結し、妖邪帝王・阿羅醐が率いる妖邪の軍勢と戦う姿が描かれた。1988年4月~1989年3月にテレビアニメが放送され、人気を受けてOVAも制作。「鎧伝サムライトルーパー 外伝」が1989年、「鎧伝サムライトルーパー 輝煌帝伝説」が1989~90年)、「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」が1991年に発売された。「コミックボンボン」(講談社)でほしの竜一さんによるコミカライズが連載された。


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