名探偵コナン
#1187「エピソード“ZERO” 工藤新一水族館事件」
1月3日(土)放送分
集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載された阿賀沢紅茶さんのマンガが原作のテレビアニメ「正反対な君と僕」が、1月11日からMBS・TBS系で毎週日曜午後5時に放送される。空気を読んじゃう元気女子・鈴木と自分の意見をはっきり言える物静か男子・谷を中心に展開する青春ラブコメディ。正反対な二人が互いを尊重し、ゆっくりと理解を深めていく。数多くのマンガ賞に選ばれた話題作だ。鈴木役の鈴代紗弓さん、谷役の坂田将吾さんに、収録の裏側を聞いた。
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鈴代さん 表紙など先生の描かれているイラストが自分の中でド刺さりして、オーディションの前から原作は少し拝見していました。今まで読んだラブコメとは少し物語の運び方が違うとも感じましたし、ネタバレになってしまうので詳しくはご覧いただいてからのお楽しみですが、すごいところから始まるんだ!と1話から一気に心をつかまれました。読んでいくうちに、谷君や鈴木、ほかのキャラクターもそうなのですが、それぞれの心情が丁寧に描かれているところが魅力だと感じました。何か分からないけどモヤモヤするような気持ちを全部説明してくれていて、分かりやすく心にスッと入ってくるんです。丁寧な心理描写がすごい!と思いながら楽しく拝見していました。結末を見た時はもう声を上げちゃいましたね。まだまだ続き読みたいというキャラクターばかりではあるのですが、本当にステキな終わり方なんです。関わらせていただけるとなった時はすごくうれしかったです。
坂田さん 読み切りの時から読まれていたんですか?
鈴代さん Xなどで話題に上がっていた時に見かけて、そこから少しだけ読みました。職業柄なのか、オーディションがあった時のことを考えると以前ほど気軽にマンガを読めないというジレンマがあって、でも読みたい……となって(笑)。オーディションを受けさせていただくことになって、しっかり読んで、より心をつかまれました。
坂田さん 僕はジャンプ+で1話が掲載された時から読んでいて、コミックスも買っていました。お話をいただいた時、「アニメになるの?」「え!?」と驚きつつも、ドキドキしながらオーディションに臨みました。その結果、有り難いことに谷君を演じさせていただくことになりました。原作からファンだった身としてとても嬉しかったです。原作の印象は、鈴代さんがお話していた通り、人間関係や細かい心情が主軸なのですが、コミックとしての遊びが多いところも好きです。僕が好きなのは、スーパーボールがコマの外に出て、手に戻るところなのですが、先生の細かい遊び心が読んでいて楽しいんです。あとやっぱりキャラクターも魅力で、どこか本当にいそうなキャラクターなんですよね。
鈴代さん 私は原作を読んだ時から、鈴木の心情と似たものを感じていました。鈴木ほど元気いっぱいでもないのですが、テンション感や実はこう思っている……というところが近しいんですよね。鈴木を通して、自分の気持ちを説明されているようで、何か恥ずかしくて(笑)。分っかるー!と勝手にシンパシーを感じていました。いく時にバン!といける思い切りのよさは、鈴木ほど自分にはないこともあり、パワフルガール!と鈴木を見ていました。いろいろなキャラの心情をこんなに的確に描いているので、先生のMBTIが気になります。実は○○(キャラ)が自分に似ている、とかあるのかなあ(笑)。鈴木と谷君が主軸になっていますが、主人公ということもあり、特に鈴木は深掘りしやすいんですよね。余白も多くて、想像したくなる要素もあって、鈴木というキャラを追っていくのも楽しかったです。
鈴代さん オーディションの時、リアルなお芝居感を求めているというお話があったりもしていて……良い意味で「アニメ」ということを意識しすぎず、自然体でやってみようとしました。私はマンガを読んでいると、なんとなく声が聞こえてくるのですが、鈴木は自分だ!くらいの気持ちでやってもいいかな?と思って、キャラに自分を寄せていくというよりは、役と溶け合っていくような気持ちでトライさせていただきました。
坂田さん 谷君は朴訥としていて、クールで、鈴木いわく「はっきり物事が言えるキャラクター」ということですが、読んでいくとクールとはまた違う気もするんですよね。谷君はどういう人生を歩んできたんだろう?と考えた時、他人に左右されず、他人にあまり興味がなく、自分にもあまり興味がなく、自分が正しいと思うことをなんとなく選んで生きてきたのかな?と感じました。自分の興味のあるものもきっとあるけど、それ以外は真っ白なキャラクターなのかもしれません。自分の主観ではあるのですが、鈴木と出会い、いろいろなキャラクターと接していく中で、少しずついろいろなことを知っていくことが大事なキャラクターだと演じる時に考えていました。
坂田さん 行動やセリフで変化していることが表現されているので、強くやりすぎると、「ちょっとチャラかったね」となることもあったので、谷君という枠の中で、できる限り変化をつけていこうという意識で演じさせていただきました。加減が難しいですね。何回もやらせていただきました。
鈴代さん 坂田さんとは別作品でもご一緒させていただいたことがあって、坂田さんが谷君を演じると聞いた時は「あっ、谷君!」と安心したところもありました。掛け合いが大切な作品ですし、スッと自然に入っていくようなところもありました。鈴木はどちらかと言うと、キャッチボールの投げる側ですし、朴訥としていて、自分からは動かない谷君に翻弄されるので、壁打ちでもいい、とにかく私は好きなんだという気持ちで挑みました。最初は特に、鈴木は悩みがなさそうにも見えますが、実はすごく考えていて、思慮深く、相手がどう思うかを考える子だと思ったので、グイグイいっているように見えるけど、相手が嫌だと思うことは絶対しない。嫌な感じではなくグイグイいくけど、パワフルなところを考えながら……。あとはノリです!
坂田さん ノリ!?
鈴代さん その場の空気でいこうとしました(笑)。坂田さんの谷君が谷君すぎますし、多分応えてくれるという信頼のもと、アドリブを足したりしました。それが、許される現場だったので。本当に楽しくて。
坂田さん 鈴代さんは伝える能力がすごく高くて、言葉がスッと伝わってきて、谷君としては、最初の頃は、鈴木が投げてきたボールに対して、考えすぎずに返すキャッチボールをしていました。回を重ねるにつれ、谷君は最初の頃みたいに速攻で投げ返すことはなく、自分の中で少し咀嚼してから返すことも増えてきます。自分で言うのもなんですが、キャッチボールがうまくいっている気がしていました。鈴代さんがボールを取りやすいところに投げてくださるからなんですけど。伝えたいことがしっかり伝わってきて、谷君としては初めて知ることが多いので、新鮮な気持ちで受け取って、谷君として頑張って返すことを意識して、お芝居させていただいてましたね。鈴木が投げた球を谷君がベシっと落とすみたいなところもありますが。
鈴代さん 平役の加藤渉君がキャスト発表の時に「収録スタジオに通学しております」とコメントされていましたが、本当に学校のような雰囲気で、しっかり時間もかけて、丁寧にディレクションしていただきながら収録させていただきました。学校のシーンのガヤも多くて、みんなでわちゃわちゃしゃべったり、キャストがみんな仲良しで、毎週学校に行っているような雰囲気で、とっても楽しかったです。音響監督の木村絵理子さんも、なんだか本当に先生みたいで。誰か実際に「先生」って呼んでいたよね?
坂田さん 僕が言っているだけです(笑)。マイク越しで「先生」と言うと、ブースにいらっしゃる阿賀沢先生と「どっち!?」となったり(笑)
鈴代さん 阿賀沢先生も度々参加してくださっていますからね(笑)。先生からは「楽しくニチャニチャ見ているとお伝えください」と伝言をいただいています。とてもうれしい!! キャリアも世代も近いキャストが多くて、みんなで楽しく収録していました。温かい現場でした。
坂田さん 和気あいあいとした楽しい現場です。
坂田さん 皆さん知らないと思うけど意外に明るいんです(笑)。静かな役が多かったりしますが、たまにテンション上がる時もあるんです。
鈴代さん 休憩でスタジオから出て行く時、鼻歌を歌っていたのを見ました! え!?と思ったら坂田さんだったんです。陽気ですよね。
坂田さん たまたまそういうタイミングだっただけで、そんなに頻繁に歌っているわけではないんですけどね。明るい部分も数パーセントあるんです。
鈴代さん それってうれしいですよね。現場が楽しいと思ってくれたってことですから。もっと歌ってほしいです(笑)。聞いたことないような高い声で笑っていたこともありましたよね。
坂田さん それはふざけて声を出していた時ですね。そんなにずっとふざけているわけではないですよ。
鈴代さん クールな印象を持っていたのですが、しゃべりかけてくれたりもしてうれしかったです。
坂田さん 多分、ボソッと言ってしまったので、その日の夜に、ウザかったかもな……となっていました。
鈴代さん ウザくないですよ!(笑)
坂田さん (鈴代さんと鈴木は)コミュ強なところが似ていますよね。本当に楽しそうに話をされているのを見て、鈴木みたいで素敵だなと思っています。
鈴代さん 鈴木は繊細な部分もあるじゃないですか。私も割と繊細なタイプなんですけど(笑)。落ちる時は本当に落ちて、暗くなることもあって、鈴木ほど切り替えがうまくないかもしれません。
鈴代さん 「正反対な君と僕」を読んでいて思ったことでもあるのですが、直感で思ったことを説明するのが苦手で、もっと自分の感情や考えていることを明確にする年にしたいです。モヤモヤしていることにも理由があるはずですし、成長していくためにも感情を本当の意味で理解できるようにしないといけないですよね。
坂田さん 考えたけど……あんまり出てこないですね。ただ、自然に気遣いができるような人間になりたいかな?
鈴代さん 気遣いの人だと思っていますけどね。
坂田さん 必死に気遣いしているんです。自然に気遣いができる先輩を見て、そういう素敵な先輩の背中を追いたいんですよね。
阿仁間満/MANTANWEB
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