貴族転生:奈波果林×宮下早紀×橘杏咲インタビュー とにかくしゃべるノアは「想像以上に大変」 収録の裏側

アニメ「貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~」に出演する(左から)宮下早紀さん、奈波果林さん、橘杏咲さん
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アニメ「貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~」に出演する(左から)宮下早紀さん、奈波果林さん、橘杏咲さん

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた三木なずなさんのライトノベルが原作のテレビアニメ「貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~」が、1月7日からTOKYO MX、BS日テレ、AT-Xで順次放送される。転生によって皇帝の十三番目の子供という恵まれた地位を得た主人公・ノアが、生まれつきレベル上限∞、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルで無双していく……という“異世界統治ファンタジー”。ノア役の奈波果林さんが少年役に挑戦するのは“ほぼ初めて”。奈波さん、ノアに仕える専属メイドの少女・ゾーイ役の宮下早紀さん、売り出し中の歌い手の少女・アリーチェ役の橘杏咲さんに収録の裏側を聞いた。

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 ◇スカッとする勧善懲悪

 --作品やキャラクターの印象は?

 奈波さん ノアは、民衆や部下からの求心力を集めることで、成長していきます。故に、人間性がとても大事なんです。出しゃばることなく、引くことを知っていて、頭のいい立ち回りができて、スマートさがあります。

 宮下さん ノアは、誰も読めないような先を読んでいますよね。

 奈波さん 自分の手柄だけに執着していないところも好きです。

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 橘さん 初めて読んだ時、ノア様がすごすぎて、気持ちのいい作品という印象がありました。ノア様は、さまざまな問題をスマートに解決していくので、見ていて安心感があります。ノア様が対処する物事の全てが一つ一つ丁寧で見入ってしまいます。ストレスフリーなんですよね。

 奈波さん 時代劇のような勧善懲悪なところがありますし、スカッとしていただけると思います。

 宮下さん いわゆる悪いキャラクターも実は自分たちの住んでる土地のことなどを考えていて、どうしようもない理由があって、悪事に手を染めちゃったりしていて、絶対悪いわけではないですよね。

 奈波さん 正義とは何か?もテーマになっていますよね。

 宮下さん それぞれの立場に立って見ても面白いと思います。

 ◇ほぼ初めての少年役

 --ノアはよくしゃべります。モノローグも多いです。大変だったのでは?

 奈波さん 想像していた以上に大変でした(笑)。私は、ノアに凛々(りり)しいイメージを持っていたのですが、「少し可愛く」というディレクションをいただきました。最初は、リアルな6歳児であることを表現しようとしました。6歳なりの可愛さがありつつ、クレバーさもあって、そのギャップを明確にするということだったのですが、そこは苦戦しました。ノアは、すごくピュアで、生意気ではないんですよね。

 --説明も多いのですが、分かりやすい。

 奈波さん そこは気を付けました。時代劇のようなところもあって、セリフ回しも硬いところがあるんです。ハキハキしながら淡々としているところもあるので、なるべく聞き取りやすいように意識して、頭をフル回転していました。テンポを大事にしていて、監督の頭の中でしっかりした完成図があったので、そこからズレないように必死で演じました。独特のテンポ感があって、その不思議な感じがすごく面白いので、注目していただけたらうれしいです。

 --橘さんと宮下さんが演技で意識したことは?

 橘さん 最初、苦戦したことが一つあって。 私は「年齢をもっと上げてほしい」というディレクションをいただくことが多いのですが、アリーチェに関しては「下げてほしい」と言われたんです。一人で、酒場で歌っているということは、心は大人なんだという固定観念がありましたが、彼女は12歳の少女です。等身大の女の子らしさを残そうとしました。引っ込み思案で、オドオドとしてる部分もあって、少し背伸びをして大人の場にいるから、子供らしさもまだあります。繊細にお芝居できるように頑張りました。

 宮下さん ゾーイは、一番ノア様に近いところに仕えているメイドなので、ノア様との距離感を大事にお芝居しています。いつもそばにいますが、身分の差もありますし、絶妙な距離感
なんです。ノア様が成長されても、距離感は変わらないんだろうな……と意識していました。

 奈波さん ノアに恋しちゃダメじゃないですか。恋しているのかな? 尊敬なのかな? 

 宮下さん 難しいですね。尊敬から恋に発展することもあるかもしれませんが、純粋な尊敬なのかな? 顔を赤らめたりもするシーンもあるので、実は恋してるのかもしれないですし。そこはご想像で!

 奈波さん 女の子とイチャイチャしたりするシーンがなくて、堅実に政治を行うところが面白いんですよね。

 --奈波さんは、これまで少年を演じたことは?

 奈波さん 兼役でやったことはあるのですが、メインキャラクターとしては初めてです。男の子役のオーディションを受けたことも初めてでした。何かの間違い!?と思ったくらいです。デビュー1、2年目の時に、ボイスサンプルに少年役を入れようとして、弾かれた経験もありまして(笑)。難しいな……と思っていたんです。ちょっとしたことで女の子っぽくなっちゃったり。

 橘さん 想像のノア様ボイスすぎて感動しました! もっとやってくださいよ!

 --橘さんが演じるアリーチェはエンディングテーマを歌っています。

 橘さん 歌詞が深くて、練習してる時から感情を込めて歌っていたのですが、レコーディングは「それもいいんだけど、毎週聴くのは重いので、感情移入を抑えめにしてみては」というお話があり、酒場で歌を届けるイメージで歌いました。歌詞が第2話とリンクしていて、ノア様との出会いで見えた光をイメージしました。彼女はまだまだ未完成です。私も未完成なところがあるので、シンクロしたところもありました。

 --収録の様子は? 井上和彦さん、三木眞一郎さん、遊佐浩二さん、小野大輔さん、河西健吾さんら豪華声優の出演も話題になっています。

 宮下さん 先輩とご一緒させていただいた時は、お芝居から余裕、背中の大きさを感じました。

 奈波さん 皆さん、すごく優しいんです。私がつまずいても、見守っていただき、甘やかされていました(笑)。そんな先輩たちのように、若手を包み込みたいと思いましたし、加えて後輩の皆さんにも支えてもらっていました。

 橘さん 雰囲気作りをしてくださったのは奈波さんです!

 ◇2026年は頭が良くなりたい!?

 --1月の放送です。2026年の抱負を教えてください。

 橘さん 健康です! 私ははやり病を全部回収しちゃうんです。大学生なので、大学に行くと全部もらってしまうんです。忙しい時期を乗り越えて、休みになると風邪を引いてしまいまして……。2026年は、健康第一で、病気ゼロを目指して頑張ります。

 宮下さん 2025年は「貴族転生」などで新しいことに取り組ませていただくことが多かったので、2026年はさらに貪欲にもっと新しいことに挑戦したいです。もっと表現したいですし、いろいろなキャラクターたちに出会いたいです。

 奈波さん 私は、少しでもノアに近づくために、頭が良くなりたいですが……。

 橘さん 何をするんですか?

 奈波さん 脳トレとか……(笑)。

阿仁間満/MANTANWEB

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