呪術廻戦 死滅回游 前編
第48話「執行」
1月8日(木)放送分
1980年代に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメも人気を博した新沢基栄さんのギャグマンガ「ハイスクール!奇面組」の新作テレビアニメが、フジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」で1月9日から毎週金曜午後11時半に放送される。1985~87年に放送されたテレビアニメ以来、約39年ぶりの新作アニメとなり、豪華声優陣も話題になっている。令和の“奇面組”を演じる一堂零役の関智一さん、冷越豪役の武内駿輔さん、出瀬潔役の松岡禎丞さん、大間仁役の小林千晃さん、物星大役の戸谷菊之介さんに新作アニメへの思い、収録の裏側を聞いた。
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関さん 連載を見ていたのは僕だけなんですが、当時やっぱりすごく人気で、アニメが始まる前から奇抜な“奇面フラッシュ”とかをマネしていました。原作はそんなにラブ押しではなかったんですけど、唯ちゃん(河川唯)と零くん、千絵ちゃん(宇留千絵)と豪くんの雰囲気も、当時モテモテの部類じゃなかった我々にも希望をくれるところもあって、一軍じゃない男子たちにもすごく夢をくれたマンガでした。あと、キャラの名前が面白くて、みんなでいろいろな名前つけて遊んだりして、盛り上がっていましたね。
武内さん 我々の世代はリアルタイムじゃなくても、「ハイスクール!奇面組」という名前を聞く機会がすごくありました。僕で言うと、弊社(所属事務所の81プロデュース)の御大の千葉繁さん、玄田哲章さんのお二人も最初のテレビアニメに出演されているので、感慨深い作品ではあります。
小林さん 僕は原作を読んで、「ブサイク」とか今のマンガやアニメだとちょっと言いづらいようなセンシティブな言葉、身体的特徴を揶揄(やゆ)することを描きつつも、ネガティブなワードをポジティブに変えていく、笑いに変えていくみたいな印象があって。
武内さん 自分の武器にしていくという。
小林さん そう。今、お笑い芸人さんもそうですけど、時代が回ってきて、それも笑いにするみたいな。ルーズソックスとかも時代が回ってきてはやるみたいな。1980年代の作品ですけど、いざ読んでみると、逆に現代にすごくハマっている。だから、今放送するのに合っているのかもなと。放送する意図をすごく感じましたね。
関さん そうだね。どうしてこれを今アニメ化しようと思ったのかを聞きたいくらい。
松岡さん 僕は、原作は読んだことがなくて、アニメは中学生の頃に数話見たことがあるくらいでした。その時からインパクトの強いアニメだなと思っていたんですけど、まさか自分が関わらせていただくことになるとは。
小林さん 中学生だと20年くらい前ですか?
松岡さん 25年前。びっくり、まさかの、という。
関さん 僕、驚いたことがあって、うちの劇団の20代の女の子が「奇面組」を知っていて、「私、一番好きなんです!」と言っていたんです。
戸谷さん ちょうどお父さん世代かもしれないですよね。僕は、出演が発表された時に叔父から連絡が来て、「俺の青春、奇面組」「大くん楽しみにしてるよ」と言われて。
小林さん 関さんは親世代(笑)。
関さん 親世代(笑)。せっかく若い子に紛れ込んでいるのにあぶり出さないで!
関さん 前作のアニメでは、千葉繁さんが一堂零をやってらっしゃって、僕も見ていたからその印象がすごくあったんです。モノマネをする必要もないけど、自分の口から出てくるセリフがあまりにもかけ離れてると、自分が気持ち悪かったんです。だから、できるだけ風味を出せるところは残していけたらいいなと思っていました。
関さん 収録が始まるまで自分でも全然ピンときていなくて、「俺、どうやったらいいんだろう」と思って。たまたま第1話の収録前の時間帯に別作品で千葉繁さんとご一緒して、あいさつしたんです。「僕が後を継がせてもらってやるんです」と言ったら、「知ってる! ぴったりだと思うよ」と言ってくれ、「ああ、よかった」と。それでようやくちょっと安心してやれるようになったというか。
武内さん 僕も、冷越豪は事務所の御大の玄田さんが演じられていて。個人的な気持ちではありますけど、玄田さんのことをすごくリスペクトしますし、人間として大好きな方なので、玄田さんのイズムというか、玄田さんっぽいニュアンスをサンプリングして演じる瞬間もありました。でも、基本的には自分の言葉でやる。そういったところは逆に楽しいです。これを玄田さんが聞いたらどう思うのかな? 面白がってくださるかな?と勝手に想像しながらというか。玄田さんは、僕が豪くんを演じることに対しても優しく受け止めてくださっているみたいなので、そういったところも感じさせられたらいいなと思っています。
松岡さん 僕は、オーディションで出瀬潔役が受かった時に、ちょっと頭を抱えたんですよね。第1話のアフレコの時に一人一人のキャラクターの人物像の説明があって、アドリブも「何でもやっていいよ」と言われたのですが、まず潔は顔面が変わらないので、どうやったらいいんだろう?と、正直、初回のアフレコまで怖かったです。
小林さん 僕はオーディションを受ける時は、前のアニメを見てしまうとそっちに寄っちゃうかなと思って、あえて見ずに臨ませていただきました。それで合格をもらってから前のアニメを見て、僕と龍田(直樹)さんの声は違いますけど、お芝居の方向性みたいなところは合致しているなと。そこは、自信になったというか。同じ役を演じてくださってる大先輩が、今より若い頃に自分と同じような解釈で演じられていたんだと思うと、不安やプレッシャーが和らぎました。
小林さん 潔と同じく仁も振れ幅がないからどうしようか?とは思ったのですが、物語が進んでいくと、人間の根っこの部分とか温かい部分とか、どういうところにコンプレックスがあるのかが見えてきて。仁と潔の友情や、仁が友達をすごく大事に思っているところが見えた時に、すごく演じやすくなった。僕の中では二段階くらいで仁のことが分かった瞬間がありました。
関さん それぞれがメインのお話があるからね。
小林さん そうなんです。豪も強いタイプのキャラクターかなと思ったら、初々しいというか、可愛いなと思う一面あって。
武内さん うじうじすることもよくあるし。個人的には、潔と仁はすごく難しい感じがするので、お二人とも見事というか、素晴らしいキャラクター作りだなと思いました。
戸谷さん 大くんに関しては、僕も出演が決まって頭を抱えました。アフレコ前に塩沢(兼人)さんが演じられた大くんを聞いたのですが、結構色っぽくやってらっしゃって。そこにリスペクトを持ってやろうと思って現場に持っていった時に、ディレクションで「可愛いを前面に出して」と言われたんです。そこから少しずつ形作っていった感じです。大くんがメインの回の時は、大くんの芯の部分、みんなを愛していて、争いがすごく嫌でという部分が描かれるのですが、僕もその気持ちが分かって、自分と重ねることで、大くんが見えた気がします。
武内さん 僕が言うことじゃないですけど、戸谷くんは特にプレッシャーだったと思います。
戸谷さん かなりありました。
武内さん 塩沢さんは、我々声優にとってはカリスマ的な方で、オンリーワンの方なので。だからこそ、独自のオンリーワンを見つけないと、モノマネになりやすい方だと思うんですよね。そこに新しい大の解釈というか、戸谷くんならではの明るさが加わってて、どんどんすてきになっていくような気がします。
インタビュー(2)に続く。
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