北川景子:“未来”に漠然とした不安があったと告白 「小さい頃に被災したこともあって…」

映画「未来」の公開直前プレミアムトークイベントに出席した北川景子さん
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映画「未来」の公開直前プレミアムトークイベントに出席した北川景子さん

 俳優の北川景子さんが4月23日、東京都内で行われた、黒島結菜さん主演の映画「未来」(瀬々敬久監督、5月8日公開)の公開直前プレミアムトークイベントに登場した。

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 イベントでは、会場に訪れたファンからの質問に答えるコーナーがあり、「原作をきっかけに“未来”という言葉へのイメージに変化はあったか?」と聞かれた北川さんは「幼い頃から、先の未来を想像することができないタイプだったといいますか、小さい頃に被災したこともあって“未来”はすごく不確かであるという感覚があった」と回答。「当たり前につながっていくものではなく、ある日突然奪われたり、損なわれたりするものなんだという考えがあった。漠然とした不安のほうが大きく残る感覚」と説明した。

 続けて、「そういう感覚を持つのは年齢相応でもないし、もっと期待感を持って生きなきゃいけないんじゃないかって悩んでいたから、この作品を読んだ時に未来に対して期待が持てる人ばかりではないということや、モヤっとした薄雲がかかったような感覚を持つことが、だめなことではないんだと思えて、この作品から励みをもらった」と明かした。

 さらに「未来はみんながみんな期待を持てるものではないかもしれないけれど、この作品が光の当たらない場所や困難な場所にいて、未来に対して確かな希望を持てない人たちの救いになったらいいなと思いながら現場にいました」と話した。

 映画は「告白」「贖罪」などで知られる作家の湊かなえさんがデビュー10周年に発表した傑作ミステリーが原作。複雑な家庭環境で育ちながらも夢をかなえ、教師になった篠宮真唯子(黒島さん)、教え子で、同じく過酷な家庭環境の中で暮らす佐伯章子(山崎七海さん)ら、理不尽で残酷な現実の中でもがきながらも生きる者たちの姿を描き出す。北川さんは章子の母・佐伯文乃を演じる。

 イベントには黒島さん、瀬々監督、湊さんも登壇した。

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