大奥:最新7巻が初のコミック部門首位 オリコン週間本ランキング

マンガ「大奥」第7巻のカバー (C)よしながふみ/白泉社
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マンガ「大奥」第7巻のカバー (C)よしながふみ/白泉社

 7日発表されたオリコン週間本ランキング(11日付)によると、よしながふみさんのマンガ「大奥」(6月28日発売)の最新7巻が、発売初週で16万7000部を売り上げ、コミック部門で首位を獲得した。同シリーズの首位は、08年4月の本ランキング開始以来、初めて。

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 「大奥」は、謎の疫病が発生して男性の数が激減、男性を守るために女性が仕事をし、将軍も女性が務めるようになった江戸時代を舞台にした作品。徳川家の女将軍と、3000人の大奥の男たちの愛や嫉妬、野望を描いた。06年に第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、09年に第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。10年には人気グループ「嵐」の二宮和也さん主演で映画化された。

 コミック部門の2位は、イタリアやドイツなど世界の各国を“擬人化”した日丸屋秀和さんのギャグマンガ「ヘタリア 4 Axis Powers」(6月30日発売)の「特装版」で、同シリーズの最高位を獲得。同作の「通常版」は10位にランクインした。(毎日新聞デジタル)

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