注目アニメ紹介:「アクセル・ワールド」 仮想空間での壮絶バトル アスキー・メディアワークス記念作

アニメ「アクセル・ワールド」のビジュアル(c)川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project
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アニメ「アクセル・ワールド」のビジュアル(c)川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project

 ネットワークが発達した近未来の世界を舞台に、少年少女たちが謎の仮想空間での戦いに身を投じる「アクセル・ワールド」が6日深夜から始まる。アスキー・メディアワークス創立20周年記念と銘打たれ、春アニメ注目の一作だ。

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 原作は、7月からテレビアニメ化される「ソードアート・オンライン」の川原礫さんのライトノベル(HIMAさんイラスト)で、シリーズ計230万部を発行している人気作だ。2046年に人類は、携帯端末「ニューロリンカー」を通じて、情報のやりとりをネットワークで行っていた。ちょっぴり太めの少年ハルユキ(有田春雪)は、いじめられて憂鬱(ゆううつ)な中学生活を過ごしていたが、校内一の有名人の「黒雪姫」に声をかけられ、謎のアプリケーションを渡される。謎の仮想空間の秘密を知ったハルユキは黒雪姫のために戦う決意をし、日常は大きく変わり始める。

 ポイントは、オンラインゲームの世界観を取り込んだ複雑な世界設定だ。ハルユキは、謎のアプリケーションによって、実質的に現実の時間を制御できる「加速世界」を体験できるようになる。一見便利に見えるが、そこにはリスクも伴い、仮想世界にいる少年少女は、「加速世界」を失うことを何よりも恐れている。その仮想空間では、仮想体「デュエルアバター」たちが戦いを繰り広げ、ハルユキも巻き込まれる。徐々に明かされる仮想空間の仕組み、ハルユキをめぐる黒雪姫や幼なじみのチユリとの恋愛関係なども見どころとなる。

 ハルユキは「ギルティクラウン」の梶裕貴さん、黒雪姫は「夢色パティシエール」の三澤紗千香さん。アニメーション制作は「境界線上のホライゾン」や「機動戦士ガンダムAGE」のサンライズが担当する。

 また11年にアニメ事業に参入したワーナーの第3弾作品としても、アニメファンの注目を集めそうだ。

 放送は、TOKYO MXで6日から毎週金曜深夜0時半~、テレ玉で6日から毎週金曜深夜1時~ほか。10日からはニコニコ動画、ワーナー・オンデマンドなどでも配信する予定。(毎日新聞デジタル)

 ※放送局・時間は変更される場合があります。

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