マクロス展覧会:18メートル実物大バルキリーを初公開

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 人気アニメ「マクロス」シリーズに登場する全長約18メートルにも及ぶ実物大の変形ロボット「VF-25Fガウォーク形態」が27日、東京・池袋の池袋サンシャインシティで関係者や報道陣向けに初公開された。同ロボットは28日に開幕する展覧会「30th ANNIVERSARY マクロス超時空展覧会 ~バルキリーで誘って!~」に展示されるもので、リン・ミンメイやランカ・リー、シェリル・ノームといった“歌姫”の等身大フィギュアもお目見えする。会期は5月6日まで。

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 「超時空要塞マクロス」は82~83年に放送されたテレビアニメ。ロボットに変形する戦闘機のアクションシーンや“歌”“三角関係の恋愛”をテーマとしたストーリーが人気を集め、「マクロス7」「マクロスF」などの続編が制作された。展覧会は、第1作「超時空要塞マクロス」の放送開始から30周年にあたり、作中で第1次長距離移民船団「メガロード01」が進宙した年でもあることから、それを記念して開かれるもので、展覧会のほか、東京都渋谷区のパルコミュージアムで“デザイン”をテーマとした展覧会「マクロス30周年エキシビション MACROSS:THE DESIGN」も開催されており、5月13日まで原画などを公開している。

 「VF-25F」は「マクロスF」に登場する“メサイアバルキリー”と呼ばれるロボットで、「ガウォーク形態」とは戦闘機から手足が出た状態。実物大「VF-25F」は、河森正治監督、イラストレーターの天神英貴さんが監修を手がけ、コックピットの内部や指のパーツなどがリアルに再現されている。会場では機首と両腕部分が公開され、手のひらに乗って記念撮影を楽しめる。

 展覧会は池袋サンシャインシティ・展示ホールAで開かれ、ほかにも、「マクロスF」に登場する美星学園をイメージした空間など記念撮影コーナーが充実。全長6メートルにもおよぶキャラクター相関図、30年の歴史を一覧できる年表も展示されている。さらに、コスプレをして撮影したい人向けに、クロークや更衣室を用意。主題歌のカラオケを楽しめるステージなど体験型スペースもある。

 また、飲食コーナー「娘カフェ」では、シェリル・ノームの焼き印を押した大判焼き「シェリル焼き」(250円)などが販売される。ランカ・リーの誕生日にあたる29日には声優を務める中島愛さんが登場するバースデーパーティーも開催予定。

 入場料金は前売り1000円、当日1300円。タオルやネックストラップ付きの2000円の前売り券と2300円の当日券も販売されている。6月1~3日には、愛知県常滑市の中部国際空港セントレア特設会場でも開催予定。今後、大阪でも開催される予定で、大阪会場では、実物大「VF-25Fガウォーク形態」の足部分を含めた全体像が公開される。(毎日新聞デジタル)

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