フェンシング太田選手:佐藤健の剣さばきは「金メダル級」

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 俳優の佐藤健さんが主演を務める実写映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)のプレミア試写会が15日、東京都内で開催されロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体の銀メダリスト・太田雄貴選手がスペシャルゲストとして登場。太田選手は「原作のファンでもあるので中途半端なのはイヤだなと思っていたんですが、中途半端どころか健さんの剣さばきはすごかった。この映画は金メダル級です」と絶賛し、約4300人の観客の前で剣心役の佐藤さんと固い握手を交わした。

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 「るろうに剣心」は、和月伸宏さんのマンガが原作で、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣心が、明治維新後「不殺(ころさず)」を誓った流浪人(るろうに)として、さまざまな人たちとの出会いや、宿敵との戦いを経て、新たな時代の生き方を模索していくという物語。94~99年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、コミックスは全28巻で累計5000万部以上を発行。5月からジャンプSQ.(スクエア)で12年7カ月ぶりに連載が再開している。

 イベントには、ヒロイン・神谷薫役の武井咲さん、剣心を慕う美人女医の高荷恵役の蒼井優さん、旧幕府軍・新撰組三番隊組長の斎藤一役の江口洋介さん、浮浪(はぐれ)人斬り・鵜堂刃衛役の吉川晃司さん、相楽左之助役の青木崇高さん、明神弥彦役の田中偉登さん、実業家・武田観柳役の香川照之さん、大友監督も登場した。映画は22~24日先行公開され、25日全国公開。

 佐藤さんは「『るろうに剣心』は僕自身とても好きなマンガで好きなキャラクターだったので自分の中でハードルが高かった。個人的にも特別な思い入れがある作品です」と映画をアピールした。(毎日新聞デジタル)

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