松坂桃李:初の主演男優賞受賞に喜び「認めてもらえた感じ」

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 俳優の松坂桃李さんが映画「ツナグ」(平川雄一朗監督)で「第22回日本映画批評家大賞」の主演男優賞に選ばれ、2日、東京都内で行われた授賞式に出席した。主演で初の映画賞を受賞した松坂さんは「すごくうれしい。自分がこの仕事をしていていいと認めてもらえた感じです。次につなげられるよう新たな糧として足元を確かに一歩一歩確実にやっていきたい」と喜びを語った。

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 舞台「ヘンリー四世」の役作りのために金髪ソバージュにしている松坂さんは、今後の活動について「役者として常に変化を楽しめる人でありたい」と話した。これまで好青年役が多かった松坂さんは「鋭利なナイフのような役もやりたい」といい、プライベートに関しては「仕事で手いっぱいなのでなかなか……」と苦笑していた。

 「ツナグ」は第32回吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月さんの同名小説が原作。死者との再会を望む人々と、その仲介をつかさどる使者(ツナグ)として人々の人生に深く関わっていく少年・歩美(松坂さん)の葛藤と成長を描いている。(毎日新聞デジタル)

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