諫山創さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「進撃の巨人」の超大型巨人などが描かれた“痛フェラーリ”が17日、東京・秋葉原のAKIBAドラッグ&カフェでお披露目された。同日発売のアニメのブルーレイディスク(BD)とDVDの1巻の発売を記念してラッピングされたもので、車体は約4000万円のフェラーリの458スパイダー。制作費は約60万円。
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ボンネットにはエレン・イェーガーとリヴァイ、リアには超大型巨人の顔、サイドにはエレンやミカサ・アッカーマン、超大型巨人などの2頭身キャラクターが描かれている。リアは開閉式で、開くと超大型巨人の顔が起き上がる。車体のフェラーリは、会場となったAKIBAドラッグ&カフェを運営するダイコクドラッグの社用車で今後は1カ月程度、PRのために利用される予定。また、この日は、全身タイツの超大型巨人も登場し、報道陣にポストカードを配ってDVDとBDをPRしたり、同店でバンテリンコーワサポーターなどを購入していた。
BDとDVDを販売するポニーキャニオンの担当者は、痛フェラーリの制作理由を「赤いフェラーリと超大型巨人の色がマッチしている。一番強いものと一番速い車のコラボレーションをやりたかった」と話している。
「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ最大約50メートルの巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いた作品で、先の読めない展開が話題になっている。諫山さんのデビュー作で、09年9月に月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)の創刊タイトルとして連載をスタート。コミックスの累計発行部数は10巻までで2000万部以上を誇る。テレビアニメは、4月からMBS、TOKYO MXなどで放送中。(毎日新聞デジタル)
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