レオナルド・ディカプリオ:共演者にはめられ「ハマチ50枚食べた」

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 主演映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のプロモーションで来日中のレオナルド・ディカプリオさんが29日、東京都内で記者会見を行った。共演のジョナ・ヒルさんが撮影の舞台裏について「すしを2人で食べるシーン。本当はレオから『君、ハマチを食べろ』と言われるせりふだったが、僕があえてそれを先に言ってしまったので、その後レオはずっとハマチを食べ続けることになってしまったんだ」と笑いながら明かすと、マーティン・スコセッシ監督も大笑い。ディカプリオさんは「結局、最終的に僕はハマチを50枚食べたよ」と苦笑してみせた。

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 この日の会見は、ディカプリオさんが演じた“伝説の株ブロガー”にちなみ、東京・兜町の東京証券取引所で行われた。ハリウッド俳優が東証で会見を行うのは今回が初で、ディカプリオさんは「本当にここに来られてすばらしい。この作品にふさわしい」と笑顔。会場に集まった報道陣から「俳優になっていなかったら何になりたかった?」と聞かれると、「中学生のとき、将来の職業について考える授業があった。当時から俳優になりたいと思っていたが、なれなかった場合は、旅行代理店か海洋生物学者になりたいと選択した」と明かし、「なんで旅行代理店かというと、チケットがただでもらえると思ったから」とちゃめっけたっぷりに笑った。

 同作は、ディカプリオさんとスコセッシ監督が5度目のタッグを組み、「ウォール街のウルフ」と呼ばれた男の成功と破滅を描いた実話。第71回ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞を受賞したほか、第86回アカデミー賞で、作品賞、主演男優賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の5部門にノミネートされている。31日公開。

 会見ではディカプリオさんが役柄に絡めて「主人公は派手にお金を使っていたが、日本で大金を使うなら何をしたい?」と質問される場面も。「日本に限らないことですが、僕にものすごいお金があったら、惑星に残っているジャングル、雨林、サンゴ礁を買い取って守ります。大きな家や車、飛行機に僕は興味がない」と自然保護活動に熱心なディカプリオさんらしい答えをした。

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