9月20日にさいたまスーパーアリーナ（さいたま市中央区）で開催される世界の総合格闘技「Ultimate Fighting Championship（UFC）」の日本大会「UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014」で、17戦16勝1分けの中井りん選手がアジア人女性格闘家として初めてUFC参戦を果たすことが明らかになった。中井選手はデビュー戦でいきなりUFCバンタム級3位のミーシャ・テイト選手と対戦する。

あなたにオススメ

朝ドラ「ばけばけ」徹底特集！　高石あかりがヒロインに

　白いドレスにティアラを付けた姿で会見場に現れた中井選手は「UFCは私にとって未知の世界。気持ちは新入り、1年生のつもりで、初心に戻ったような気持ちで行きたい」と緊張気味に抱負。UFCのデイナ・ホワイト代表は「もしも彼女がミーシャ・テイトに勝てば世界のトップ3に入る選手になれる。非常に重要な試合になると思う」と期待した。

　会見では、五味隆典選手、山本“KID”徳郁選手、堀口恭司選手の出場も発表され、五味選手は「ランキング、タイトル戦に絡んでいきたいので、日本のファンも納得してもらえるような相手をリクエストした。強い相手になると思う」とコメント。堀口選手も「自分もランキング上位の人とやりたい。日本の方にエキサイティングな試合を見せるので応援よろしくお願いします」と力強く語った。

　今大会のメインカードはマーク・ハント選手とロイ・ネルソン選手のヘビー級対決で、ハント選手は「ネルソンのことはリスペクトしているが、勝ってダンスを披露するだけだね」とコメント。対するネルソン選手も「戦うのが楽しみ。マークはすごい相手だが、ノックアウトするだけ。エキサイティングな試合になるのは間違いない」と語った。山本選手は体調不良を理由に欠席した。

　なお、大会の模様は「生中継！UFC JAPAN 2014」と題して、WOWOWが9月20日午後2時から生中継。7月6日には「UFC175」を午前11時から、同27日には「UFC175．5」をWOWOWライブで生放送する。