小松菜奈:賛否両論の映画デビュー作に「しばらく立てなかった」

1 / 16

 女優の小松菜奈さんが15日、東京都内で行われた映画「渇き。」(中島哲也監督)の舞台あいさつに登場。同作で映画デビューを飾った小松さんは、過激な暴力シーンなどで注目を集め、賛否両論を巻き起こしている同作について、「ポップコーンは食べられないし、飲み物は飲めなかったと友達に言われました」と友人の感想を紹介。自身も二度ほど映画館へ足を運んだといい、「私も衝撃を受けて、しばらく(席を)立つのは無理だった。いいも悪いもたくさん意見があると思うんですけど、今日は何も考えず楽しんで」と観客に呼びかけた。

ウナギノボリ

 映画は、深町秋生さんの小説「果てしなき渇き」が原作。役所広司さん演じる主人公の元刑事・藤島昭和が、失踪した娘・加奈子(小松さん)の行方を追う姿を描いている。役所さん、妻夫木聡さん、二階堂ふみさん、橋本愛さん、中谷美紀さん、清水尋也さん、森川葵さん、高杉真宙さんらも出演している。

 舞台あいさつには、小松さんをはじめ、清水さん、森川さん、高杉さんが浴衣姿で登場したほか、二階堂さんが電話で出演。小松さんは「撮影ではたくさん着たんですけど、プライベートでは中学の時の夏祭りで着て以来。その時、土砂降りの雨でびしょぬれで花火を見ました」と浴衣にまつわるエピソードを披露した。二階堂さんは「現場はハードだったんですけど、実はカットされている場面もあって。監督に話を聞いてみたい」と話して会場を沸かせた。

写真を見る全 16 枚

映画 最新記事