ブラッド・ピット:10度目来日も「日本にはいつも驚かされる」 オフは子どものためにお買い物?

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 米俳優のブラッド・ピットさんが来日し、東京都内で15日に行われた主演映画「フューリー」(デビッド・エアー監督、28日公開)の記者会見に登場。「ワールド・ウォーZ」のプロモーション以来、1年3カ月ぶり、10度目の来日で、ピットさんは「日本にはいつも驚かされる。写真を撮ってよく子どもたちに送るんだけど、子どもたちも日本が大好きだから、よく『オモチャを買ってきて』と催促される」と父の顔でうれしそうに語った。

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 映画「フューリー」は、第二次世界大戦末期を舞台に、「フューリー(=激しい怒り)」と命名された戦車で、最後の抵抗を繰り広げるドイツ軍に立ち向かった米軍兵士5人の想像を絶する1日の出来事を描く。ピットさんは「フューリー」の指揮官ドン・コリアー軍曹を演じている。

 ピットさんは「生々しくて、とても臨場感があって、普遍的な部分もあって、本当に作りたかった作品です」と映画を力強くアピール。またピットさんのアドリブから生まれた「理想は平和だが、歴史は残酷だ」という、作品を表す重要なせりふについて「実際に話を聞いた退役軍人の言葉です」と明かすと「戦場は殺すか殺されるかの、日常のルールが通用しない世界で、理不尽なこともたくさんあって、人間の矛盾や愚かさが表現されている」と真剣な表情で語った。

 会見には、18歳の新兵を演じたローガン・ラーマンさんも登場。ピットさんは「彼の役柄が最も大変だった思う」と労うと、写真撮影の際にはラーマンさんを力強く抱きしめ、頭にキスをするなど、自分の子のように可愛がっている様子だった。

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