谷原章介:反町隆史は「戦友」 90年代彩ったモデル仲間の共演に感慨

東京都渋谷区のNHK放送センターで2015年1月23日、栗原拓郎撮影
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東京都渋谷区のNHK放送センターで2015年1月23日、栗原拓郎撮影

 俳優の谷原章介さんが23日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた連続ドラマ「限界集落株式会社」の試写会に主演の反町隆史さん、松岡茉優さんとともに出席。谷原さんは自身と同じモデル出身で、1990年代に男性ファッション誌をともに飾った反町さんとの共演に「とても感慨深かった。年は一個違いなんですけど戦友というか、ここで再会できてもう一度一緒にできるうれしさがあった」と明かすと、反町さんも「(谷原さんは)昔からよく知っているというか、16~17(歳)くらいから一緒にファッション誌をやってきた仲間。(今回)ひさびさに会ったときも、ちょっと昔を“見ながら”芝居をしました」と語った。

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 谷原さんは「僕が17~18ぐらいから反町君とはいろんな雑誌で一緒にやっていて、あのころモデルからいろんな仲間が(俳優に)なっていったんですけど、ほとんど役者を辞めて他の仕事に就く中、(互いに)生き残ってこれたんだな」としみじみ。ドラマは山深い限界集落の村を、村唯一の産業である農業で再建する物語で、反町さんは有機農業に再挑戦する主人公・大内正登、谷原さんは村再建の提案をする謎の経営コンサルタント・多岐川優を演じる。谷原さんは「初めて2人が出会うシーンはすごく楽しかった。都会から来たチャラい僕の役と、簡単には人を信用しない正登さんの芝居ができたときに、この作品うまくいけるかもしれないという手応えを感じました」と振り返っていた。

 ドラマは、関東地方の山奥にある小さな集落「止村」が舞台。20代の頃、有機農業に挑戦したが失敗し、多額の借金を作り、両親と娘を置いて東京に逃げてしまった過去を持つ主人公の大内正登(反町さん)は13年たった現在、父親・一男が亡くなり、一男の畑を継ぐと言い出した娘・美穂(松岡さん)と年老いた母・弥生を助けるため故郷に戻るが、農業には低収入の壁が……。そんな中、謎のコンサルタント・多岐川(谷原さん)が現れ……というストーリーが展開する。31日から毎週土曜午後9時にNHK総合で放送予定。全5回。

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