2011年12月に放送が終了したTBSの時代劇ドラマ「水戸黄門」の2時間スペシャルが今夏に放送されることが11日、明らかになった。主人公の光圀役で、11年12月まで演じていた“5代目”里見浩太朗さんが再登板し、“助さん”こと佐々木助三郎役に原田龍二さん、“格さん”こと渥美格之進役に合田雅吏さんと、おなじみのキャストが集結。里見さんは「現場ではおなじみキャスト・スタッフと旧交を温めたい」とし、「ストーリーではどんな強敵と相まみえることができるのかワクワクしています。皆様のご期待に沿えますよう頑張ります」と早くも意気込んでいる。
ウナギノボリ
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「水戸黄門」は、江戸時代を舞台に、水戸藩主の徳川光圀が、お供を引き連れ、世直しの旅に出るという物語。1969年8月から11年12月まで全1227話を放送し、期間平均視聴率22.2%、最高視聴率43.7%を記録するなど、国民的ドラマとして人気を博した。今夏放送の2時間スペシャルでは、光圀一行が、次期将軍候補の若殿を連れ甲府へと向かうも、道中には手ごわい刺客が現れ、行く手を阻もうとする……という内容。八兵衛(林家三平さん)が一行に同行するほか、風車の弥七(内藤剛志さん)、柘植の飛猿(野村将希さん)の活躍も描かれる予定だ。
里見さんは「仕事柄いろいろな場所を訪ねますが、出会った皆様から『水戸黄門をもう一度やってください』という熱い声をたくさん頂戴していました」とシリーズ終了からの4年間を振り返り、「これでやっと胸を張って『スペシャルを放送しますのでどうぞお楽しみください』と返答できますね」と復活を喜んでいる。
また製作を担当する「C.A.L」の白石統一郎エグゼクティブプロデューサーは「新作を待ち望んでくださった皆様の声にお応えできることになりスタッフ一同気合が入っていると同時に、2時間スペシャルのスケールを生かし、楽しさの中にもよりシリアスにサスペンス色を盛り込んで見ごたえのある内容にします」と抱負を語った。
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