田鎖ブラザーズ
ep.08
6月5日(金)放送分
高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。年内最後の放送となった第65回(12月26日放送)では、ついにトキ(高石さん)とヘブン(トミー・バストウさん)が結ばれ、年明けからは夫婦となった2人の物語が幕を開ける。ここまでの放送を振り返っての感想や、今後の展開について、制作統括を務める橋爪國臣さん、演出の村橋直樹さんに聞いた。
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第65回では、トキの元夫・銀二郎(寛一郎さん)、ヘブンの同僚・イライザ(シャーロット・ケイト・フォックスさん)は、トキとヘブンが互いに思い合っていることに気付き、松江を去った。散歩に行くというヘブンを呼び止めたトキは、「私もご一緒してええですか?」と問いかけ、2人は湖のほとりを散歩する。ヘブンが恥ずかしがるトキの手を握り、2人が手をつないで歩き出す場面で、同回は幕を閉じた。
年内最後の放送のラストシーンで2人が結ばれ、物語にきれいに一区切りが付いた。この締め方は、いつ頃から考えていたのだろうか。
橋爪さんは「第13、14週あたりで2人が結婚して……というのは、一番最初のプロットから考えていました」と振り返る。
「とはいえ、明確に狙ってこのタイミングにしたわけではなく、脚本を書いてみたら、ちょうどそこできれいに収まった。僕としても、ここが一番美しい区切りのつけ方だったと思います」
放送開始から3カ月、物語も折り返し地点に差しかかった。ここまでの手応えを尋ねると、橋爪さんは「たくさんの方に見ていただいて、好評の意見をたくさんいただいていると思います」と自信をにじませる。
「これまでの朝ドラと少しテイストが違うことをしているので、最初は不安もありましたが、それが受け入れてもらえたのは良かったなと。我々がやりたいテーマや演出が、ちゃんと伝わったのはすごくうれしいですし、ありがたいですし、見てくださる方々に感謝しています」
今後の展開については「年が明けて2人が結婚してからも、物語のペースは変わらず、ゆっくりと丁寧に描いていきます」とアピール。
「史実通り、松江には夫婦になってから1年3カ月しか住んでいない設定ですが、その短い期間を第19週までじっくりと描くので、まだまだ松江が舞台の物語が進んでいきます。結婚後の生活も同じようなペースでゆっくり描いていきますし、その後も空気感は変わりません。ただ、結婚したからこそ、周りの見方も変わって、大変なこともあるし、いいこともある。サワちゃん(円井わんさん)や、なみさん(さとうほなみさん)をはじめ、魅力的なキャラクターがたくさんいるので、その人たちの話もきちんと描かなくちゃならない。そこも注目して見ていただけるとうれしいなと思います」
村橋さんも「従来と比べるとナレーションなどの説明が少なく、不親切な作り方をしている朝ドラだと思いますが、たくさんの方に見ていただけていることに感謝していますし、ホッとしています」と感謝を口にする。
「13週まで描いてきて、視聴者の皆さんに高石さんの魅力を感じていただけたと思います。僕もオーディションで彼女を見て、『これは目が離せない、ずっと見ていたい』と思ったのですが、その感覚がちゃんと皆さんにも伝わって、ヘブンとの恋が成就するまで見守っていただけたのだと思います。後半戦からは、夫婦がどうなっていくかを描いていきますので、また違うフェーズで、あと半分お付き合いいただけたら幸いです」




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