来日した米俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさん(67)が5日、東京都内で主演映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(アラン・テイラー監督)の会見を行った。2013年12月の映画「大脱出」以来、1年7カ月ぶり16回目の来日となるシュワルツェネッガーさんは「日本に戻ってこられて大変うれしく思っています」と笑顔であいさつ。初来日は「1970年代初頭、ボディービルの大会で講演をしたとき」といい、その後、映画のPRやカリフォルニア州知事として来日したことを振り返り、「私の仕事は、日本に来るたびいつも成功に終わっています。詰まるところ何が言いたいというと、アイ・ラブ・ジャパンです」と語った。
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同シリーズへの出演は「ターミネーター3」以来、約12年ぶりで、同作でも67歳とは思えない鍛え上げられた肉体美を披露。「毎日のトレーニングを欠かしません」といい、「最近のホテルにはジムがあるので、旅行先どこに行ってもトレーニングできます。来日中も5時半に起きて1時間半しっかりとトレーニングしています」と舞台裏を語った。
会見には、人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの母・サラ役のエミリア・クラークさんも出席。今回が初来日だというクラークさんは、「とてもすてきな滞在をしています。私の想像以上の素晴らしい国です。映画と一緒に来られてとてもラッキーだと思います。同時に、アーノルド・シュワルツェネッガーの隣に座っているのがとてもラッキーだと思います」と喜んでいた。
映画は、人気SFアクション「ターミネーター」シリーズの最新作。「ターミネーター」は人類と殺りくマシンの戦いを描いており、今作では過去と未来が書き換えられた世界が描かれる。人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーは、敵が母・サラを抹殺するためにシュワルツェネッガーさん演じるT-800型ターミネーターを過去に送り込んだことを知り、母を救うために同志を派遣する……という展開。10日公開。
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