夏のロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL（RIJF） 2015」を中継するWOWOWの番組「現地より生放送！ROCK IN JAPAN FES　2015」にゲストMCとして出演する俳優の大東駿介さんがこのほど、東京都内で取材に応じた。昨年末の「COUNTDOWN　JAPAN　14／15」に続いて、再び音楽番組のMCに挑戦する大東さんに、同フェスの見どころなどを聞いた。

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　◇RIJFは「夏祭り！」

　「RIJF 2015」は8月1、2日と8、9日の4日間、国営ひたち海浜公園（茨城県ひたちなか市）で開催される音楽フェスティバルで、今年もWOWOWが同フェスティバルの模様を4日連続で生放送する。メインMCはタレントのホラン千秋さんが担当し、ゲストMCは1、2日を俳優の千葉雄大さん、8、9日を大東さんが務める。

　RIJFを現地で見るのは初めてという大東さん。同フェスは「夏のお祭りという感じで、夏にしかできないことやっているという印象」といい、見どころを聞くと、「セットリストが魅力。今の日本の音楽を支えている人たちが同じフェスで見られるので、すごく面白いと思う」と楽しそうに語った。

　昨年末の「COUNTDOWN　JAPAN　14／15」に引き続き、同局の音楽番組のMCを務めるが、「またやらせてもらえる喜びが強く、続けて呼んでもらえるのはうれしかった」と笑顔。前回の経験を通じ、「人がいいという音楽は聴くべきだと思った。僕は頑固なところがあったけど、人が評価する音楽はやっぱりいい」と心境の変化があったことを明かし、「フェスを通じて新しいアーティストに出会えたということがうれしかった。すごい簡単な言葉になるけど、『音楽って楽しい』と純粋に思いましたね」と実感を込め、振り返った。

　ただ、前回の自身のMCぶりは「反省点が山ほど」だったといい、「もうちょっとちゃんとしようと。伝えたいことを伝えるには、ちゃんと丁寧にしゃべらないといけないなとか。マジな反省をしちゃいました」と苦笑交じりに明かしつつ、「課題はいっぱいあったけど、いろんなものも見つかりました。会場でアーティストと話せたのはいい経験で、視聴者の皆さんからこういうメッセージが届いてますとか、そういうMCやったことなかったので、そのアーティストを愛しているファンの声を生で伝えるのって何てすてきな仕事なんだろうって思えて、それが面白かったですね」と“新境地開拓”に手応えを感じているようだ。

　番組では、前回同様、ホランさんと再びタッグを組むが、前回共演した印象を聞くと「なんて機転が利く方なんだろうって。あれだけきっちり進行すると、“熱”が滞りがちなところがあるけど、自分の思う“熱”を届けながら、ゲストの魅力を引き出して」とそのMCぶりを絶賛し、「前回はすごく勉強になったし、安心してできた。今回もすごく楽しみですね」と語った。

　◇注目アーティストはKANA－BOON、BUMP、9mm……

　今回のRIJF 2015も各ジャンルから豪華アーティストが集結する。その中で注目アーティストを聞くと、「KANA－BOONさんは地元が一緒で、そういう意味でも楽しみ。あとはBUMP OF CHICKENさん。僕の中で神様みたいな存在で、それも初めて見たのはフェスだった。あのときの感動が残っているので今回も楽しみですね。9mm Parabellum Bulletも暴れっぷりが（楽しみ）。あとチャットモンチーさんも……」と目を輝かせながら答え、「RIJF2015でしかなか見られないステージになる。楽しみにしてほしいですね」と熱くアピール。

　最後に、「大東さんにとって音楽とは？」と聞くと、「自分があるのと同じくらい当たり前なこと。朝起きて音楽を聞くし、寝る前にも聞くし、終わらないものだと思う」と語り、「音楽って限りのあるものではなく、死ぬまで楽しめるものじゃないかな。だから、死ぬまで音楽を楽しみたい」と思いを語っていた。

　「現地より生放送！ROCK IN JAPAN FES　2015」は、8月1日がWOWOWプライム（無料放送）、同2、8、9日がWOWOWライブで、いずれも午後3時から生放送。また、大東さん、ホランさん、千葉さんが出演する夏フェスの特別番組「生放送！みんなのROCK IN JAPAN FES．～何度でも見たくなるライブアクト30～」は25日午後10時からWOWOWライブで放送する。