「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ「NARUTO-ナルト-」の劇場版アニメ最新作「BORUTO-NARUTO THE MOVIE-」(山下宏幸監督)が7日に公開される。原作者の岸本斉史さんが初めて原作、脚本、キャラクターデザインなど手掛けたことも話題で、“ジャンプ3原則”といわれる友情、努力、勝利に加え、主人公・うずまきナルトと息子の家族の絆が描かれる。
ウナギノボリ
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「NARUTO」は、「週刊少年ジャンプ」で1999~2014年に連載され、全世界のコミックス累計発行部数が2億部を超える人気マンガ。木ノ葉隠れの里の問題児・ナルトが、里一番の忍者・火影になるため奮闘し、成長する姿が描かれた。「BORUTO」は11作目の劇場版アニメで、ナルトの息子・ボルトの活躍が描かれる。
ボルトは、火影となったナルトを“くそオヤジ”呼ばわりし、父に尊敬の念を抱いていない。ナルトは仕事ばかりで、家族の時間を持てずに、ボルトは寂しさのあまり、ナルトを忌(い)み嫌うようになる。そんな中、ボルトは士官にあたる忍者の中忍を選抜する中忍試験を受けることになる。試験中、世界に散るチャクラを集めるモモシキも現れ、ナルトの命を狙う。
中忍試験でボルトとサスケの娘・サラダらと協力したり、大人になったナルトやサスケが共に戦うなど友情が大きなテーマとなっている。ボルトが中忍試験に挑む中で、努力とは何かに気づかされる姿も描かれる。そして、モモシキとの戦いでつかむ勝利……と“ジャンプ3原則”を楽しめる作品だ。
仕事ばかりのナルトが家族とどう向き合っていくのか? ボルトの偉大な父の背中を見つめる視線など家族の絆も大きなテーマ。ナルトの家族関係で悩む姿に共感する大人もいるだろうし、家族のあり方も考えさせられる。もちろん派手なアクションシーンも楽しめ、岸本さんが「これ以上のものはもう僕には描けません……」とコメントしていたのもうなずける。
ボルトやサラダのほかにも、シカマルの息子・シカダイ、サイといのの息子・いのじんなどおなじみのキャラクターの子供たちの活躍もファンにはうれしいところ。そして、親が明かされていないミツキの正体には驚くはずだ。
ナルト役の竹内順子さんやサスケ役の杉山紀彰さんらおなじみの声優陣に加え、三瓶由布子さんがボルト、菊池こころさんがサラダを演じる。7日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開。(小西鉄兵/毎日新聞デジタル)
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