川栄李奈:女優に手応え 「覚えがいい」と演出家絶賛

舞台「AZUMI 幕末編」の制作発表に登場した川栄李奈さん
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舞台「AZUMI 幕末編」の制作発表に登場した川栄李奈さん

 アイドルグループ「AKB48」を卒業した川栄李奈さんが27日、東京都内で行われた舞台「AZUMI 幕末編」の制作発表に登場した。同作で舞台初主演を務める川栄さんは「AKBを卒業して初めての仕事で、本当に気持ちが入っている作品」と意気込み、「AKBで学んだことをこっちで生かせたりするので、すごくいい経験をさせてもらってるなと思います」と笑顔で語った。

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 制作発表に出席した演出家の岡村俊一さんは「(歴代のあずみ役の中で)覚えに関してはずば抜けて1位。空っぽのコンピューターなので(教えたことが)スイスイ入る」と川栄さんの女優ぶりを絶賛。川栄さんは「覚えるのはあんまり早くなかったんですが、叩き込まれるので。分かってないけど(分かってて)やってるふうにしてました」と笑いながら語った。また、これで“お馬鹿キャラ”から卒業かと聞かれると「そうですね。徐々に隠していけたらいいなと思います」と苦笑。

 また、AKB48を卒業したことで“恋愛解禁”になったが、川栄さんは言い寄られることは「ないですね、はい」ときっぱり。一緒に出席した共演者らに「いいんですよ、お手紙くださっても」とおどけて笑いを誘っていた。

 「AZUMI 幕末編」は、マンガ誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で1994~2014年の20年間連載され、文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した小山ゆうさんの時代劇マンガ「あずみ」が原作。刺客として育てられた少女あずみの生きざまを描いており、江戸時代初期を舞台にした第1部は、上戸彩さん主演で映画化されヒットしたほか、黒木メイサさん主演で舞台化もされた。

 今回の舞台では時代背景を幕末に移し、双子の兄駿介や幕末の志士・坂本龍馬、勝海舟らとともに新たな歴史物語の世界を描く。あずみが恋に落ちる龍馬を朝ドラ「マッサン」で注目を浴びた浅香航大さん、駿介を「仮面ライダーオーズ」で主演を務めた渡部秀さんが演じる。新国立劇場中劇場で9月11日から24日まで公演。

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