映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなど数々の名作を手がけるロバート・ゼメキス監督が21日、東京都内で最新作「ザ・ウォーク」のPRのため来日会見を開いた。ゼメキス監督は「実は、実在の人物を描いたのは今作が初めてなんです」といい、主人公の魅力や最新映像技術など同映画への思いを語った。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「ザ・ウォーク」は、ジョセフ・ゴードン・レビットさんが主演。1974年に当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンターの間をワイヤロープ1本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩(かっぽ)に挑戦したフィリップ・プティさんの著書を実写化したもので、彼がフランスからニューヨークに渡り、未知の世界へ踏み出すまでの軌跡を、最新3D映像で見せる。
実在するプティさんについて映画化した理由を、ゼメキス監督は「引かれたのは、彼のアーティストとしての情熱です。それを表現せずにはいられないと思った。フィリップの作品(空中闊歩)は極端でクレージーではあったけれど、多くの方は彼のクリエーティブなビジョンを理解できると思う」と思いを語った。また「ほかのアートでは実現できないスペクタクルが、映画ならできる。フィリップの空中闊歩を体感できる映像を作りたかった。とにかく撮影はワクワクしました」と振り返った。
最新技術を駆使して映画を作ることについて、「映画の未来にはとても希望を感じます。デジタルテクノロジーが進化して、より予算を抑えるようになっていけば、映画はストーリーととキャラクターについて描くべきだ。もっと面白い作品が作られていくと思う」といい、「許されるなら、これからもずっと映画を作り続けたい」と映画への情熱を語った。
この日の会見は、同作にちなんで47階という高所で行われ、ゼメキス監督のほか、プロデューサーのジャック・ラプケさんも出席した。2016年1月23日公開予定で、22日に開幕の第28回東京国際映画祭特別招待作品としてオープニングに上映される。
柳葉敏郎さんが主演を務める公開中の映画「室井慎次 生き続ける者」(本広克行監督)に、織田裕二さん演じる青島俊作がサプライズ出演していることが、分かった。
芸能界を題材にした大人気マンガをドラマと映画で映像化する「【推しの子】」で、黒川あかねを演じる茅島みずきさん。あかねは、自身とは「正反対」な部分もあり、「似ている」と感じる部分…
1994年に公開された特撮映画「ヤマトタケル」に登場するウツノイクサガミのソフトビニール製フィギュア「東宝マニアックス ウツノイクサガミ」(プレックス)が発売される。価格は880…
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンアーク」の映画「ウルトラマンアークTHE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」が製作され、2025年2月21日に公開さ…
1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」に登場したバーニングゴジラのソフトビニール製フィギュア「GVA-BC ゴジラ1995 Frog Tree 250(バーニングレッド)…