アジア最大級の映画祭「第28回東京国際映画祭（TIFF）」が22日、六本木ヒルズ（東京都港区）などで開幕した。六本木ヒルズアリーナにはレッドカーペットが敷かれ、俳優の佐藤浩市さん、オダギリジョーさん、松山ケンイチさん、女優の中谷美紀さん、竹内結子さん、北川景子さん、橋本愛さん、モデルで女優の本田翼さん、AKB48の島崎遥香さんら総勢440人が歩き、集まった映画ファンから歓声を浴びた。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　海外からも、オープニングを飾る米映画「ザ・ウォーク」のロバート・ゼメキス監督、グランプリなどを選出するコンペティション部門の審査委員長を務めるブライアン・シンガー監督、米女優のヒラリー・スワンクさん、英国を代表する大女優ヘレン・ミレンさんも参加し、ファンの熱い視線を集めていた。

　TIFFは、1985年にスタートし、今年で28回目を迎えるアジア最大級の映画祭。オープニング作品が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「フォレスト・ガンプ／一期一会」のゼメキス監督の最新作「ザ・ウォーク」、クロージング作品は佐藤浩市さん主演で直木賞作家の桜木紫乃さんの短編を映画化する「起終点駅 ターミナル」（篠原哲雄監督）。そのほか、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の特集上映、昨年亡くなった俳優の高倉健さんの追悼特集上映、巨匠・黒澤明監督の名作「乱」の4Kデジタル復元版ジャパンプレミア上映なども行われる。

　22～31日に六本木ヒルズや新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿などを会場に開催され、205作品が上映される。