AKB48:劇場オープン10年祭であっちゃんセンター復活

AKB48劇場オープン10年祭で歌う前田敦子さん(C)AKS
1 / 17
AKB48劇場オープン10年祭で歌う前田敦子さん(C)AKS

 アイドルグループ「AKB48」が6日、東京都内で卒業生も参加したライブ「AKB48劇場オープン10年祭」を開催した。久しぶりのAKBのステージに立った前田敦子さんは、「フライングゲット」などでセンターを務めるなど立て続けに3曲に登場。その後のMCでは、「3年ぐらいブランクあるから、疲れちゃった……」とこぼした。

あなたにオススメ

 同ライブは、2008年に開催を予告されていたもので、結成初期から応援してきたファンらを前に、高橋みなみさん、小嶋陽菜さんら現役メンバー19人、前田さん、大島優子さん、板野友美さん、篠田麻里子さんら卒業生25人が集結。

 活動10年間を振り返る映像の上映からスタートし、客席で見守る卒業生を前に現役メンバーが「恋するフォーチュンクッキー」などを披露。横山由依さんは「大先輩を前にパフォーマンスは怖かったけど、野呂(佳代)さんの姿を見たら安心した」と笑いを誘い、渡辺麻友さんは「今日は4時まで寝付けなかった」、柏木由紀さんは「5時まで寝付けなかった」と口々に緊張していたことを明かした。

 卒業メンバーも加わったパフォーマンスでは、前田さんセンターによる「言い訳Maybe」「フライングゲット」、大島さんのセンターによる「ヘビーローテーション」で会場を盛り上げ、全員で「会いたかった」「桜の花びらたち」を披露。卒業メンバーは、「水をください!」などの声を上げながら、バテ気味でパフォーマンスを終え、現役メンバーの高橋さんが「ちょいちょいみんな振りを間違えてた!」と指摘する場面も。秋元才加さんが「踊ることに集中して歌うのを忘れてた」と話す一方で、息が上がる様子のなかった篠田さんは「マグマヨガをやってるので」と余裕の表情を見せていた。

 また、1期メンバー(チームA)で「PARTYが始まるよ」、2期メンバー(チームK)で「転がる石になれ」、3期メンバー(チームB)で「初日」と、それぞれのチームの象徴となる公演曲も披露した。また、最後のMCでは、10周年を迎えたことについて、総監督である高橋さんが涙ながらにスピーチしたが、前田さん、大島さんら一部メンバーは笑いながら聞いており、「ここ笑うところじゃないから!」と高橋さんからつっこみが入っていた。

 イベントの司会は徳光和夫さん、本田朋子さんが担当。この日来場したファンは、7年前に発売された「AKB48 2nd Anniversary スペシャルフォトアルバム」(2000冊限定・5万400円)を購入し、特典として付いていた同イベントの招待券を持った“レジェンドファン”約500人を中心に来場した。AKB48は、8日にも初公演から10周年を迎えた東京・秋葉原のAKB48劇場で記念イベントを行う。

写真を見る全 17 枚

アイドル 最新記事