音楽家の坂本龍一さんがこのほど、米ニューヨークで開催された映画「レヴェナント:蘇えりし者」(アレハンドロ・G.・イニャリトゥ監督)のニューヨークプレミアに、主演のレオナルド・ディカプリオさんとイニャリトゥ監督と登場した。ディカプリオさんから「曲を聴くと大きく心が揺さぶられる」と絶賛された坂本さんは「イニャリトゥ監督の要望は、アコースティックと電子音楽を何層にも重ねたものでした。だからそのふたつを融合させた」と作中の音楽について説明し、「崖を登っていくかのように監督の膨大な要求を一つひとつクリアしていきました」と苦労の一端を明かした。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
映画は、自然と自らの運命にあらがった男の再生を描くドラマ。主人公でクマに襲われ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス役をディカプリオさんが演じている。日本公開は4月。
レッドカーペットでディカプリオさんは「ヒュー・グラスの冒険は強く心を打つテーマだ。亡霊のように死の底からはい上がってきた彼は勇気を奮い起こして諦めることなく進んでいく」と映画の見どころを説明し、続けて坂本さんの楽曲について「サカモト氏の楽曲はそれを表現している。曲を聴くと大きく心が揺さぶられるんだ。音楽の持つパワーに関してはうまく説明できないけど、彼の音楽はこの映画にふさわしい。まさに求めていた音楽だったから強く感銘を受けたんだ」と絶賛した。
また、「ここ3年くらい、坂本龍一さんの曲が大好き」というイニャリトゥ監督も「彼の曲には余計なものがなく、優雅で感動的だ」とコメント。坂本さんは「映画が持つ力というのは素晴らしい。作曲すること自体が、僕のインスピレーションの源になりました。俳優たちの演技は見事で、感動的でした。そして、監督の力量は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものでした」と感動を表した。
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…
木村拓哉さんが12月21日、歌舞伎町シネシティ広場(東京都新宿区)で行われた、主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督、12月30日公開)のレッドカーペットイベントに登場。…
12月20日公開の映画「【推しの子】-The Final Act-」(スミス監督)の前夜祭イベントが12月19日、東京都内で行われ、伝説のアイドル・アイを演じる齋藤飛鳥さんが登場…
ヒット中のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を歌うガールズ…