なかよし:7月号が3年4カ月ぶり完売 「CCさくら」と付録が人気

完売した「なかよし」7月号の表紙
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完売した「なかよし」7月号の表紙

 少女マンガ誌「なかよし」(講談社)7月号が、発売(6月3日)から約1週間で完売していたことがこのほど分かった。同誌が完売するのは、付録の「なかよしマンガ家セット」が人気となった2013年3月号以来、約3年4カ月ぶり。7月号は、1990~2000年代にアニメ化され、人気を集めたマンガ「カードキャプター(CC)さくら」の新連載「クリアカード編」がスタートしたことも話題になっており、講談社によると「CCさくら」の新連載や付録の「ステショセット」の影響が大きいという。

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 「なかよし」の中里郁子編集長は「強い新連載と強い付録が組み合わされると、これほど強いのか!と編集部自体もビックリしています」とコメント。また、「伝説的名作『カードキャプターさくら』を再度読みたい!という編集部と読者の夢に、(作者の)CLAMP先生が“究極のワクワク感”で応えてくださった新連載が、完売という形でスタートできて、今後のさくらプロジェクトがますます楽しみになっています!」と話している。

 「なかよし」は1955年12月創刊。「キャンディ・キャンディ」や「美少女戦士セーラームーン」など多くのヒット作を生み出してきた。2日発売の最新8月号には「CCさくら クリアカード編」の第2話が掲載されているほか、付録として「ヘアアレブック&ヘアアレグッズ」や「カードキャプターさくら」のカードメモが付いている。

 「CCさくら」は96~00年に「なかよし」で連載された、マンガ創作集団「CLAMP」の人気マンガ。小学4年の木之本桜が、災いをもたらすというクロウカードを回収するために魔法を使ってカード集めに奮闘する……というストーリー。1998年にNHKでテレビアニメが放送された。新連載「クリアカード編」は、中学1年生となった桜が登場。連載開始20周年を記念して、新たなアニメプロジェクトが始動することも話題になっている。

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