世界的なクラウン(道化師)のスラバ・ポルニンさんが創作・演出を手がけ、世界30カ国以上で500万人以上を動員した「SLAVA’S SNOWSHOW スラバのスノーショー」の東京公演が30日、開幕する。1日だけゲスト出演することになった、お笑いコンビ「おかずクラブ」のゆいPさんが、相方のオカリナさんとともに、思いを語った。
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今回のゲスト出演は「まさかまさかの。楽屋で普通に出ることをサラリと伝えられた」と明かすゆいPさん。来日会見時には、オカリナさんが出演しないと聞いて「どっちかというとオカリナが道化師」と不満げだったが、会見後は「自信はないんですけれど、普段から道化を演じているところがあります。オカリナさんには、客席で見守っていただきたい」と意気込みを明かし、オカリナさんも「キャラクターを演じることでは、(ゆいPさんの)右に出る者はいないと私は思っております」とうなずいた。
スラバさんの息子で、自身もクラウンを務めるヴァーニャ・ポルニンさんは、「演劇的な要素がかなり入っていて、観客と直接的にコンタクトをして、空気を作っていくのが、普通のクラウン劇と違います。演劇的な要素に夢や無意識の世界を含める深みのある作品になっています」と公演について説明。ゆいPさんについては「エネルギーがいっぱいで、すばらしい。衣装を着たら似合っていい感じになる」と好評価だったが、「最初にやらなければいけないのは、そのエネルギーを抑えること。舞台では何もしてはいけない」と、難しいアドバイスを送っていた。
「SLAVA’S SNOWSHOW スラバのスノーショー」は、世界30カ国以上、120を超える都市で開催され、500万人以上を動員している“体感型ファンタジーショー”。東京公演は、シアター1010(センジュ)で7月30日~8月14日の計35公演。ゆいPさんの出演日はサプライズ扱いで非公開となっている。