世界コスプレサミット2016:猛暑の名古屋にコスプレーヤー集結 過去最多30カ国・地域の代表がパレード

名古屋・栄の錦通りで行われた「世界コスプレサミット2016」のレッドカーペッドに登場した代表コスプレイヤーらと河村たかし・名古屋市長(前列中央・左)、大村秀章・愛知県知事(同右)
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名古屋・栄の錦通りで行われた「世界コスプレサミット2016」のレッドカーペッドに登場した代表コスプレイヤーらと河村たかし・名古屋市長(前列中央・左)、大村秀章・愛知県知事(同右)

 愛知県で開催中のコスプレの祭典「世界コスプレサミット2016」のレッドカーペットイベントが6日、名古屋市中区の繁華街・栄の錦通りを封鎖して行われた。この日の同市を含む愛知県西部地方の最高予想気温(気象庁)は35度で、猛暑の中、コスプレ世界一を競うメインイベント「世界コスプレチャンピオンシップ」に出場する、過去最多30カ国・地域の代表コスプレーヤー60人が思い思いのコスプレで、約200メートルのレッドカーペットを、約1時間にわたりパレードした。沿道には多くの人が詰めかけ、コスプレーヤーにカメラを向けていた。

 パレードは、昨年、コスプレ世界一に輝いたメキシコ代表を先頭にスタート。この日は、「徳川宗春道中」も行われ、河村たかし・名古屋市長が徳川宗春に扮(ふん)して登場。大村秀章・愛知県知事は忍者に扮して参加した。

 「世界コスプレサミット」は03年から開催され、今年で14回目を迎えるコスプレの祭典。世界各国から日本のアニメ、マンガ、ゲーム、特撮のキャラクターに扮したコスプレーヤーが参加して世界一を競うほか、一般コスプレーヤー、コスプレファンも参加できるイベントを開催している。現在は、名古屋・栄を中心に愛知県内の各所でイベントを開催。昨年はメイン会場となった複合施設「オアシス21」(名古屋市東区)に、8月1、2日の2日間で延べ約24万8000人が集まった。

 今年は7月30日~8月7日に「ラグーナテンボス」(愛知県蒲郡市)、名古屋の栄や大須などでイベントを開催。メインイベントの「世界コスプレチャンピオンシップ」は初めて2日間にわたって開催され、各国の代表コスプレーヤーが6日の予選を経て、翌7日に上位16チームで世界一を競う。インド、カナダ、スイス、スウェーデンが初出場する。

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