東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の田村侑久さんが5日、名古屋市内で行われた在名民放ラジオ5社による初の共同会見に出席した。“聴き逃した”ラジオ番組を、パソコンやスマホなどで、放送後に1週間、聴くことができるようになる「radiko(ラジコ)」の新機能をPRし、「ラジオでしか“見せられない”自分たちがいる。ここ(新機能)で日本に革命を起こしたいと思います!」と意気込んだ。
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新機能は「タイムフリー聴取機能」という名称で、ラジコで聴くことができる番組について、放送後、1週間に限り、最初に再生ボタンを押してから3時間のみ、聴くことができるというもの(一部聴取できない番組もあり)。11日正午ごろから全国で実証実験を始める。無料で利用可能。また番組の途中を“頭出し”指定してSNSなどで共有することができる機能も用意する。
田村さんは「(放送時間が遅いと)10代の子たちは親に寝なさいって言われることもあるので、次の日に聴いたり、シェアできたりするのは便利」といい、「マネジャーにいろんな発言を怒られたりするので、そこを聴き直して反省して次に生かしたい。リスナーの方も(メンバーの)ボロが出たときが楽しいと思うので、『あいつヘマしたぞ』みたいな感じでシェアしてもらえれば」と笑顔を見せた。
またこの日は、田村さんのほか、各局のパーソナリティーが顔をそろえた。新機能について、東海ラジオの村上和宏アナウンサーは「同じドラゴンズ戦を中継しているCBCラジオさんが、今日の試合をどう伝えていたかを、すぐに聴けるのは、(ライバル局対策として)非常に強力なツールになる」とコメント。Radio NEO(InterFM)に出演しているお笑いコンビ「プリンセス金魚」の大前亮将さんは「オープニングで面白い話をしているので、そこを指定してSNSでシェアしたい」と張り切り、「今日の出席者の皆さんのラジオを聴きたいです!」と“よいしょ”していた。
ほかに@FM(エフエム愛知)の黒江美咲さん、ZIP-FMの小林拓一郎さんが出席。パーソナリティー5人がそろって、新機能のラジオCMを公開収録した。CMは10日ごろから11月30日まで、在名民放ラジオ5社で放送する。