ボイメン小林豊:心臓病患う難役熱演「新たな一歩踏み出せた」 「犯罪症候群Season2」振り返る

連続ドラマ「犯罪症候群Season2」に出演した「BOYS AND MEN」の小林豊さん=東海テレビ提供
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連続ドラマ「犯罪症候群Season2」に出演した「BOYS AND MEN」の小林豊さん=東海テレビ提供

 俳優の谷原章介さん主演で、東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠で放送中の連続ドラマ「犯罪症候群Season2」(土曜午後11時40分)の第2話が6月13日、放送される。物語のキーマンとなった、臓器移植を必要とする重い心臓病の患者・小島継治を演じた「BOYS AND MEN」(ボイメン)の小林豊さんが、役を演じた反響や感想、見どころなどを語った。

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 ドラマは貫井徳郎さんの3部作小説「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」が原作。東海テレビとWOWOWが共同制作し、Season2は2017年6月にWOWOWで放送された。Season1は、玉山鉄二さん主演で同年4月に「オトナの土ドラ」枠で放送された。

 ドラマは、天涯孤独の身で、唯一愛した恋人を殺された刑事の鏑木護(谷原さん)と、早くに両親を亡くして親代わりに可愛がってきた妹を殺された元後輩の刑事、武藤隆(玉山さん)の葛藤を描く。また、特殊任務の指揮役であり事件解決のためなら手段を選ばない非情な男、環敬吾(渡部篤郎さん)を加えた3人の物語を軸に、闇の深い誘拐事件や殺人事件を取り上げる。

 小林さんは、第1話の放送終了後、「友達から『あれって豊なの?』と連絡が来たりしました」と反響を明かす。「病室のシーンでは、食事も取れずどんどん自分が弱っていく感覚があって、自然に涙が出たりしたんですよ。緊迫した感情を出せたことで自分としては新たな一歩を踏み出せたんじゃないかと思っています」と振り返る。

 継治の母・和子を演じた手塚理美さんについては「すごい愛情を持って接してくださったので、ただの役じゃなく本当に大好きという気持ちを持てたことが作品の中の継治を生んだんだと思います。2人で一緒に作り上げたからこそ、苦しいシーンは本当に苦しかったし、涙も出たんでしょうね」と語り、「改めて良い役に出会えたなと今思っています」と語った。

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