キンコン西野亮廣:ウォルト・ディズニーの「背中見えてきた」 アート活動に自信

「えんとつ町のプペル展」の内覧会に来場した西野亮廣さん
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「えんとつ町のプペル展」の内覧会に来場した西野亮廣さん

 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが2日、東京都内で開催する自身の個展「えんとつ町のプペル展」の内覧会に来場。かねて「打倒ウォルト・ディズニー」を標榜している西野さんは、「最近、ちょっと背中が見えてきた感じがありますね。あんまり遠くないと思っているんですけど」と自信をのぞかせた。

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 自らの肩書を「お笑い芸人」から「絵本作家」に変更することを発表していた西野さんだが、「もう職業名とかは捨てたほうがいいと思っていて。なぜなら今後なくなっていく職業もあるし、肩書に固執するのって今っぽくないなって。肩書より姿勢や態度を決めたほうがいい」と持論。「とりあえず自分は何かザワザワさせる人になろうと思っています」と話していた。

 個展は、西野さんが10月に発売した最新絵本「えんとつ町のプペル」のイラスト全41点を展示。絵本はストーリーを西野さんが考え、絵画は「空、建物、キャラクター、色を塗る人……など分業制をとりました」と総勢35人で約4年半かけて制作した。発売後、amazonの「本」カテゴリーでベストセラー1位を獲得しており、「僕一人で作ったものではなかったので、うれしかったですね。作った後も、どうやったら売れるのか毎日会議をして、ああだこうだやったので、まぐれではなく、みんなで頑張った結果です」と喜んだ。

 また、同展は、西野さんの「子供に学校帰りにふらっと寄って見てほしいので、入場料をタダにしたかった」という思いから、クラウドファンディングで6257人の支援者から4600万円超の資金を集めて、入場無料で開催。イラストをLEDで内側から光らせるユニークな展示方法で、「絵が光っているので、ギャラリーでなくても、夜の鳥取砂丘や富士の樹海、カンボジアやタイの田舎とか、どこでもゲリラでも展覧会ができる」と今後の構想にも夢を描いていた。東京・神宮前の「SEZON ART GALLERY」で3~30日に開催。

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