タレントの木下優樹菜さんが、劇場版アニメ「映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界」(28日公開)にゲスト声優として出演している。“モノのかみさま”がテーマの「ここたま」で、娘から「教えてもらうこともある」と話す木下さんに、ゲスト声優を務めた感想や、育児などのプライベートについて聞いた。
ウナギノボリ
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「かみさまみならい ヒミツのここたま」は、2015年10月からテレビ東京系で放送中のアニメ。ちょっと不器用で優しい小学5年生の四葉こころと、こころが大切にしている色鉛筆など、さまざまなアイテムから生まれた“モノのかみさま”のここたまたちとの交流を描いている。劇場版が製作されるのは今作が初めてで、一人前になったここたましか行けない「ここたま界」を舞台に、ここたまたちが冒険を繰り広げる。木下さんは、劇中でここたま界の「ハッピースターおくろう課」メンバーのハピピナを演じている。
木下さんは、夫でお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(フジモン)さんと2010年に結婚。12年8月に長女の莉々菜(りりな)ちゃん、15年11月に茉叶菜(まかな)ちゃんを出産している。プライベートで藤本さんと長女で“ここたまごっこ”をして楽しむほど同作の大ファンだという木下さんは、ゲスト声優として出演が決まったときに「旦那と娘が喜んでくれたのですが、一瞬だけでしたね。『ママだけずるい』って言われました(笑い)」と振り返る。
演じたハピピナについては「サバサバしていて怒ると怖い、ここたまたちを引っ張る“姉御キャラ”です。監督が、私にキャラクターを寄せてくれたそうです(笑い)。役作りも監督と相談したのですが『そのままでいいです』と言われ、素のままで演じました」と笑顔で語る。
木下さんというとハスキーな声が特徴的だ。「小学校3年生ぐらいから、ずっとこの声なので私で大丈夫かなって思いました。家で練習をしていたら、旦那に『もうちょっと声(のトーンを)上げなよ』とか、アドバイスというかダメ出しをされました。娘と“ここたまごっこ”をしている旦那は悔しかったんだと思います。『結局、優樹菜に(仕事を)持っていかれた』って(笑い)。ダメ出しされたけど、(アドバイスは)特に生かしませんでした。でも(普段の自分の声より)気持ち高くなっていると思います」と語った。
ここたまは“モノのかみさま”がテーマ。「『ここたま』は、娘たちにモノを大切にしないとだめだよって教育できるので、本当に助かっています。私がイライラしていてバッグを乱暴に置いたりすると、娘から『バッグにここたまいるよ』って言われたり、逆に娘から教えられることもあります(笑い)」と話した。さらに、今作のグッズも多数発売されていることについては「ママ友たちの間では、新しいグッズが発売される度に“買わないといけない”みたいな感じで、よく話題になっています」と母の顔で語った。
<プロフィル>
きのした・ゆきな 1987年12月4日生まれ。東京都出身。2007年に「三愛水着イメージガール」を務め、芸能界デビュー。その後、バラエティー番組で活躍し注目を集めた。
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