新海誠:「言の葉の庭」「雲のむこう、約束の場所」が地上波放送

新海誠監督の劇場版アニメ「雲のむこう、約束の場所」(C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
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新海誠監督の劇場版アニメ「雲のむこう、約束の場所」(C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

 大ヒットした劇場版アニメ「君の名は。」を手がけた新海誠監督の作品「言の葉の庭」(2013年公開)と「雲のむこう、約束の場所」(04年公開)が、7月にテレビ朝日で放送されることが24日、明らかになった。テレビ朝日では3月にも「言の葉の庭」と「秒速5センチメートル」の“新海誠特集”を放送しており、今回は第2弾となる。

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 テレビ朝日では、7月8日深夜0時5分から「言の葉の庭」を、7月28日深夜3時5分から「雲のむこう、約束の場所」を放送する。「言の葉の庭」は新海監督が原作・脚本・監督を手がけた作品で、男子高校生・タカオと年上の女性・ユキノの淡い“孤悲(こい)”を描いた物語。「雲のむこう、約束の場所」は新海監督2作目の劇場アニメで、戦後、北海道が分断統治された架空の世界を舞台に、眠り続ける謎の病にかかってしまったヒロインと彼女を救おうと奮闘する2人の少年を描いている。

 新海監督は1973年生まれ、長野県出身。2002年に個人で製作した短編の劇場版アニメ「ほしのこえ」でデビューした。04年公開の「雲のむこう、約束の場所」は、毎日映画コンクールの「アニメーション映画賞」を受賞、「言の葉の庭」は、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭で長編アニメーション部門のグランプリを受賞するなど、作品を発表するたびに数々の賞を受賞している。

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