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国際アニメ映画祭「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)」が12月12日、名古屋市内で開幕した。名古屋では初めての国際アニメ映画祭で、“クリエーターファースト”を掲げ、これまでにない映画祭を目指す。17日まで。
ANIAFFは「世界のアニメーションを一望できる」「アニメーションの過去・未来・現在が分かる」映画祭を目指す。国境を越えてクリエーター、プロデューサーが名古屋を訪れ、トークやカンファレンス、ワークショップなどを通して語らい、刺激し合う。映画祭の目玉の一つとなる特集上映部門のディレクター・フォーカスでは、最新作「果てしなきスカーレット」も話題の細田守監督を特集する。
12日、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋市中村区)で開会式が開かれ、愛知県の大村秀章知事、名古屋市の松雄俊憲副市長、審査員のオーブリー・ミンツさん、塩田周三さん、フェスティバル・ディレクターの井上伸一郎さんが登場。井上さんは「名古屋の地で、最先端の世界のアニメーション映画を見ることができます」とアピールした。
大村知事は「愛知、名古屋は、アニメ文化と深いつながりがあります。鳥山明さん、堀越耕平さんら日本を代表する作家が出ている。ジブリパークがあり、世界コスプレサミットも続いています。愛知、名古屋から日本のアニメーション文化を盛り上げて、発信していきたい」と述べ「回を重ねていくことで、ネットワークを広げ、愛知、名古屋をアニメーション文化の一つの拠点にしていければ。愛知、名古屋は巨大な産業地帯でもあります。アニメと産業が重なり合うことで新たな発展につながっていけばありがたい」と期待を寄せた。