名探偵コナン
#1198「シンデレラの靴」
4月18日(土)放送分
名古屋市内で開催中の国際アニメ映画祭「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)」で12月13日、「ASHIFAセレクションの短編作品上映」が行われ、米国の第97回アカデミー賞の短編アニメーション部門にノミネートされたことも話題になった短編アニメ「あめだま」などが上映された。「あめだま」を手掛けた西尾大介監督、東映アニメーションの鷲尾天プロデューサー、ダンデライオンアニメーションスタジオの西川和宏プロデューサー、アニー賞の顕彰や芸術振興、人材育成などを行うASIFA-Hollywoodのエグゼクティブ・ディレクターのオーブリー・ミンツさんが登壇。「あめだま」の制作の裏側や短編アニメの魅力について語った。
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「あめだま」は、韓国のペク・ヒナさんの絵本が原作。東映アニメーションによるフルCGの短編アニメで、「ドラゴンボールZ」「金田一少年の事件簿」「ふたりはプリキュア」などの西尾監督、「プリキュア」シリーズの生みの親とも呼ばれる鷲尾プロデューサーが約20年ぶりにコンビを組んだ。
鷲尾プロデューサーは「原作は韓国の絵本です。素晴らしい絵本で、感動したこともあり、映像にしたいと思った。短編になるので、ビジネスとして難しい。映画祭に出品することで、評価を得て、会社のブランド力を高めるという言い訳をして、作りたいものを作りました。会社としては、短編を手掛ける意識があまりなくて、シリーズや映画興行を意識しています。ただ、自分が感銘を受けた作品を映像にして、みんなに届けたかった」という熱い思いがあり、制作されることになった。
鷲尾プロデューサーが「ストップモーションという手もあったと思います。でも、それをやると、絵本のテイストを超えることができない。背景を含めて3DCGで作ることがチャレンジになると思った」と話すように、挑戦的な作品になった。
西川プロデューサーが「原作は、フィギュアを写真で撮影した絵本で、キャラクターが持っている手触り、温かみを感じました。それをCGでどういう形で表現できるかがチャレンジでした。キャラクター、背景でどうニュアンスが出るかと丁寧に作った」、西尾監督「CGは、ほとんど経験がありませんでした。CGを処理に使い始めた初期の頃にやっていたのが西川君だった。CGとは何だろうね?とよく会話をしていたので、相談しやすかった。技術的なところも大事だけど、エモーショナルな部分に向かって作品を作った」と新たな表現を目指した。
第25回ニューヨーク国際子供映画祭の短編コンペティションアニメーションで審査委員最優秀賞、観客賞の二冠を達成した。鷲尾プロデューサーが「初めて公開したのが2024年のニューヨークの映画祭でした。好評で、子供たちに喜んでもらえました。そこでオスカーのノミネートの権利を得た。世界各国の映画祭に出して、9つの映画祭で優秀賞をとることができました」と話し、海外でも評価された。
最後に「短編アニメの魅力」について、西川プロデューサーは「制作会社としては、長尺の作品は、大勢で作るので、作り方をフラットにしないといけない。短編は、難しくても対応できる人で作ることができる。チャレンジができる」とコメント。
鷲尾プロデューサーは「短い中に凝縮していろいろな意味を込めることができる。チャレンジでもあるし、厳しい場に立たされる緊張感があります。自分も試されるので、意味が深いものがあります」と話した。
西尾監督は「落語のようなところがあります。起承転結があって、完結しないといけない。技術的なところを含めて短い中でチャレンジしないといけない。その中で、エモーショナルなものにしないといけないのが難しいところ。テーマや伝えたいこと、見せたい技術が凝縮して伝わる」と語った。
オーブリー・ミンツさんは「米国の長編の場合、みんなのコラボレーションになります。それと違い、短編は一人のアーティストのビジョンをはっきり出せる。エモーショナルに見せることができる」と述べた。
「ASHIFAセレクションの短編作品上映」では「あめだま」に加え「Wander to Wonder」「Bestia」「Souvenir Souvenir」「Ice Merchants」が上映された。
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