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森香澄:「可愛いを突き詰めて」 ゴスロリ界に足を踏み入れる バイト試験にも挑戦

11月27日深夜放送の「森香澄の全部嘘テレビ」の一場面=テレビ朝日提供

 元テレビ東京アナウンサーで“令和のあざと女王”と呼ばれる森香澄さんの冠バラエティー番組「森香澄の全部嘘テレビ」(テレビ朝日、水曜深夜2時34分)。11月20日深夜の放送では、森さんがフリフリのゴスロリ服で番組に登場した。

 全身黒に白フリル、フリフリの日傘で秋葉原に登場した森さんは「オフなのでこういう格好してますね」「西ヨーロッパから参りました。バーン2世でございます」と上品にあいさつする。

 芸能界ではキャラの2面性重要論が叫ばれているということで、森さんは「可愛いを突き詰めていったらやっぱり行きつく先がゴスロリでした。最高峰というか」と芸の幅を広げるためにゴスロリ界に足を踏み入れた。

 しかし、森さんは「キャラ設定がブレブレでとっさの出来事にうまく対応できない」と悩みを抱えていた。そこで「お会いしたい人がいる。私が師と仰いでいる方々。相談したいとご連絡している」と言うと、お笑いコンビ「なすなかにし」が待っていた。

 キャラクターの名前は“カッターナイフ3世”に決まり、「神保町から参りました、カッターナイフです」という、あいさつも決定。好きな食べ物は「逆になんですか?」と答えるなど、設定も固まっていった。

 キャラが決まった森さんは、コンセプトレストランのアルバイト試験で、接客に挑戦する。「切れ味鋭く代々継いできた家系でございます」とあいさつし、客から「好きな食べ物は? それを頼みたい」と言われると、「逆になんですか?」と笑顔で返した。

 誕生日の客には、森さんがバースデーケーキを手に、歌いながら登場する。客と一緒にロウソクを消してほしいというリクエストにも応え、最後は「congratulation」と祝福した。

 1時間の試験で、教わったキャラを発揮した森さんだったが、店長は「教えたことは完璧、それ以上の出来だったが、教えていないことも勝手にやっちゃうので不採用」と厳しい評価だった。森さんは「なすなかさんの設定さえなかったら受かっていたのにな」と、悲しい顔で帰って行った。

 同番組は、タイトル通り「全部嘘」のはずが、見ているうちに「森香澄なら本当かも」と思うような虚実入り混じった内容で送る。TVer、ABEMA、テレ朝キャッチアップ、TELASAで見逃し配信中。

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