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警視庁アウトサイダー:まさかの“シン犯人”に驚きの声「だから何カ所も刺したのか」 ラストに「いいチーム、3人だった」(ネタバレあり)

連続ドラマ「警視庁アウトサイダー」最終回の一場面=テレビ朝日提供

 西島秀俊さん主演の連続ドラマ「警視庁アウトサイダー」(テレビ朝日系、木曜午後9時)最終第9話が3月2日に放送され、主人公・架川英児(西島さん)たちが追っていた10年前のホステス殺人事件の真相が明らかに。視聴者から「真犯人そっちなのぉ!?」「犯人違うんだろうとは思っていたけど……まさかの!」と驚きの声が次々と上がった。

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、「メゾン・ド・ポリス」「インディゴの夜」などで知られるミステリー作家、加藤実秋さんの同名小説(角川文庫)シリーズが原作。警視庁組織犯罪対策部(通称:マル暴)から桜町中央署刑事課に左遷された英児が、同署刑事課のエース・蓮見光輔(濱田岳さん)、新米刑事・水木直央(上白石萌歌さん)と共に難事件に挑む姿を描いた。

 第8話で10年前のホステス殺人事件に、人気政治家の小山内雄一(斎藤工さん)が関与し、警視庁副総監の有働弘樹(片岡愛之助さん)が隠ぺいを指示したという真相にたどり着いた英児たち。しかし、有働ら警察上層部の策略で、英児は殺人未遂容疑で指名手配されてしまった。

 最終話では、英児、光輔、直央が再び結束し、10年前の事件の真実にたどり着いた。英児は、雄一に「俺たちが想像していたのとは違う結末だった」といい、罪を明らかにしていく。

 10年前、ホステスの歌川チカ(水崎綾女さん)を殺害したのは雄一ではなく、その妻・小山内響子(青山倫子さん)だった。響子は、雄一がチカと不倫していることに気付き、チカの家へ。そして口論の末に、チカを刺殺した。

 当時、長野県警で勤務していた雄一は、上司の有働にチカのことを打ち明けた。有働は、雄一が将来、代議士である父親の地盤を継いで政界に進出し「反社会勢力の撲滅」を実現させることを信じて、雄一を守ることを決意。そして光輔の父・優人(神尾佑さん)に罪をかぶせた……というのが真相だった。SNSでは「シン・ウルトラマン(斎藤工)の奥さんが、シン犯人だったとは」「だから嫉妬で何カ所も刺したのか、怖すぎる」「説得力ある意外性」といった声が相次いだ。

 事件解決後、光輔は身元を偽って警察に入っていた罪を自首するため、英児と直央に別れを告げる。すると、英児は「お前らがいてくれてよかったよ」と光輔、直央にほほ笑んだ。そして3人はそれぞれの道へ歩き出した。SNSでは「この3人がもう見れなくなるのつらい〜」「いいチーム、3人だったなぁ」「最終回めっちゃ良かった……コメディー系でずっと行くと思ったら最終回ずしんと来た。さすがテレ朝刑事ドラマ」といった声も上がっていた。

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