この「キッチン革命 あらすじ」ページは「キッチン革命」のあらすじ記事を掲載しています。
テレビ朝日のスペシャルドラマ「キッチン革命」の第2夜が3月26日午後9時から放送される。2夜連続ドラマで、戦前から戦後にかけて食の「革命」に貢献した女性2人をモデルにした物語。25日に第1夜が放送され、葵わかなさんが計量カップや計量スプーンを生み出し、現代の料理本やレシピの原型となる「料理カード」を発明した女性医師がモデルの香美綾子(かがみ・あやこ)を演じた。
第2夜はダイニングキッチンを発明した日本初の女性建築家がモデルの浜崎マホを伊藤沙莉さんが演じる。壮年期の綾子を薬師丸ひろ子さんが演じる。
1955年、日本住宅公団の設計課はいつになくざわついていた。新たに公団住宅を作る 際、設計課長の本郷義彦(成田凌さん)が「お台所のマホ様」こと浜崎マホに設計チームのアドバイザーを依頼したためだ。マホは、日本初の女性一級建築士。海外育ちで日本の様式美を無視するくせ者とも言われていた。
顔合わせでマホはいきなり「一戸当たり13坪では狭過ぎる」と公団の決定に異を唱え、従来の日本家屋では北側にあった台所を南側に置くことを提案する。これまで寒い場所での苦しい作業だった台所仕事を快適に、との理想からだった。
しかし、戦後日本のひっ迫した住宅事情から13坪という面積は覆らず、マホは狭さに挑戦することを決意。妻・栄子(中村アンさん)のためにもすてきな台所を、という熱意を秘めた本郷と共に、理想の台所作りに奔走する日々が始まる。