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解説:「おむすび」の橋本環奈は“4人目” 「奇跡の世代」まだまだいる朝ドラヒロイン候補

2024年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」主演の橋本環奈さん

 9月30日にスタートした2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」で主演を務めている橋本環奈さん。同学年にはすでに、葵わかなさん、広瀬すずさん、福原遥さんといった朝ドラヒロイン経験者が3人いて、橋本さんは4人目となる。芸能界に逸材がそろうことから、以前より「奇跡の世代」などと呼ばれて注目を集めてきた1998年度生まれの面々。その中で、橋本さんに続きそうな朝ドラヒロイン候補を、ここでは紹介したいと思う。

 ◇抜きん出た表現力を持つ堀田真由 “若きベテラン”恒松祐里

 まず最初に名前を挙げたいのが、放送中の連続ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(日本テレビ系、日曜午後10時半)で主演を務める堀田真由さん。「チア☆ダン」(TBS系、2018年)や「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系、2019年)といった学園ドラマで、10代女子特有の気持ちの揺れや複雑な心情を丁寧に演じて徐々に評価を高め、近年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)、「ドラマ10『大奥』」(2023年)などのNHKの作品を中心に、より成熟した演技を披露。役者として大きく飛躍を遂げた印象だ。

 朝ドラには「わろてんか」(2017年度後期)、「エール」(2020年度前期)に出演。「わろてんか」では、同学年の葵さん扮(ふん)するヒロインの妹を演じたが、過去には土屋太鳳さん、杉咲花さん、清原果耶さんが“朝ドラヒロインの妹→朝ドラヒロイン”ルートをたどっていて、堀田さんが彼女らに続いたとして、何ら不思議はない。抜きん出た表現力で視聴者を半年間、楽しませてくれるのではないだろうか。

 そんな堀田さんにも劣らない演技派として、恒松祐里さんの存在も無視はできないだろう。子役出身で、7歳から演じ始めて、キャリアはすでに20年に届こうとしている“若きベテラン”は、コメディーもシリアスも遜色なくこなせる懐の深さ、時に相手を射抜くような“目ヂカラ”も魅力だ。

 朝ドラファンには、「おかえりモネ」(2021年度前期)の“スーちゃん”としても知られる恒松さん。映画「トウキョウソナタ」や「散歩する侵略者」などで知られる黒沢清監督から、かつて「末恐ろしい女優」と評されたこともあり、その実力に疑いの余地はないが、果たして……。

 ◇「カムカム」“きぬちゃん”小野花梨 関水渚や白石聖、岡本夏美…さらに!

 恒松さんのような子役出身では、11月18日からNHK総合で再放送される朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(2021年度後期)の“きぬちゃん”こと小野花梨さんもいる。連続ドラマ「親バカ青春白書」(日本テレビ系、2020年)あたりからグッと知名度を高め、「カムカムエヴリバディ」以降は、ヒロインや主演を務めることが増えた。また映画「ハケンアニメ!」(2022年)の演技で「第46回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞と、おだやかながらも右肩上がりの活躍を見せている。

 幅広い役柄を表現できる確かな演技力に加え、持ち前の愛らしい雰囲気や親しみやすさで、視聴者に共感を得やすい役者でもある小野さんも、有力な朝ドラヒロイン候補といえよう。

 そのほか、昨年の大河ドラマ「どうする家康」に出演した関水渚さん、抜群の透明感を持つ白石聖さん、「おむすび」で橋本さんと共演中の岡本夏美さんも1998年度生まれで、面白い存在だが、ここにあえてもう一人加えるなら、長濱ねるさんだ。

 アイドルグループ「欅坂46」(現・櫻坂46)の人気メンバーとして活躍し、グループ卒業後、ここ数年で少しずつ、でも着実に俳優として経験を積み重ねてきた。その中には、同い年の福原さんが主演を務めた朝ドラ「舞いあがれ!」(2022年度後期)も含まれている。

 アイドル時代の2018年には、冠番組「ねるねちけいONLINE!」がNHKで放送され、以降もたびたび同局の番組に出演。大抜てきをひそかに期待するファンもいるのではないだろうか。引き続き注目したい。

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