水上恒司、福原遥に“頭ポンポン”　幻想的で壮大な“あの花が咲く丘”シーン　映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」本編映像

　俳優の福原遥さんと水上恒司さんがダブル主演を務める映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」（成田洋一監督、12月8日公開）の本編映像が11月21日、公開された。本作のタイトルにもなっている“あの花が咲く丘”でのシーン。

　百合（福原さん）は自分の感情がまだ恋心とも判断がついていない中で、突然、自身を優しく気遣ってくれる彰（水上さん）が特攻隊員だと知り、大きく取り乱す。その姿を見た彰は彼女を心配し、元気づけるために「見せたいものがある」と百合を外に連れ出す。そんな彰に恐る恐るついていくと、そこには真っ白な百合が一面に咲き誇る丘で、見ほれてしまう美しいその光景に、百合は感動し次第に笑顔を取り戻していく。

　映画は、汐見夏衛さんのベストセラー「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」（スターツ出版文庫）が原作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合。ある日母親とけんかをして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。百合は偶然通りかかった彰に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどんひかれていく。だが彰は特攻隊員で、ほどなく命がけで戦地に飛ぶ運命だった……。

　現代から戦時中の日本にタイムスリップし、そこで出会った特攻隊員・彰に恋をする女子高生・加納百合を福原さん、百合と出会い、自由にものを言う姿に驚きながらもひかれていく特攻隊員・佐久間彰を水上さん、彰の親友でムードメーカーの特攻隊員・石丸を伊藤健太郎さんが演じる。