秋元康「ヘビロテ」ヒットの予感感じた 「第31回JASRAC賞」2

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 アイドルグループ「AKB48」の楽曲が、日本音楽著作権協会(JASRAC)が前年度の著作物使用料の分配額が多かった音楽作品の著作者らを表彰する「第31回JASRAC賞」のベスト3にあたる金・銀・銅賞を独占し、同グループ総合プロデューサーの秋元康さんが史上初めて2年連続でトリプル受賞したことが5月22日、明らかになった。

  東京都内で同日行われた贈呈式には、秋元さんら受賞者のほか、メンバーの高橋みなみさん、渡辺麻友さんら7人が花束を持って駆けつけ、高橋さんは「私たちが笑顔でパフォーマンスできるのも、素晴らしい歌詞や曲を作ってくれる皆さんのお陰です」と祝福。秋元さんは「総選挙で忙しい中、駆けつけてくれてありがとう。本当にみんな成長した。これからもいい作品を作っていきたい」と喜びを語った。

  JASRAC賞は、同協会が前年度の著作物使用料の分配額が多かった音楽作品の著作者と出版者の功績をたたえ表彰するもので82年に創設。31回目となる今年は、AKB48の「ヘビーローテーション」が2年連続で金賞、「フライングゲット」が銀賞、「Everyday、カチューシャ」が銅賞を受賞した。いずれも秋元さんが作詞を担当している。同じ曲が2年連続で金賞を受賞するのは、「命くれない」(88、89年)、「世界に一つだけの花」(04、05年)に続いて3作目となった。

  これまでに金・銀・銅をトリプル受賞したのは、96年の小室哲哉さんと秋元さんのみで、AKB48は、昨年も「ヘビーローテーション」が金賞、「ポニーテールとシュシュ」が銀賞、「Beginner」が銅賞と同賞史上初めて国内上位トップ3を独占していた。(毎日新聞デジタル)

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