レオナルド・ディカプリオ休業宣言に言及「辞めるつもりは全くない」

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 米俳優のレオナルド・ディカプリオさんが映画「ジャンゴ 繋がれざる者」のプロモーションのため来日し3月2日、会見を行った。今回の来日は、10年7月に映画「インセプション」のPRで来日して以来8度目となる。ディカプリオさんは先月、ドイツのBild紙に事実上の"休業宣言"をしたと報道された後、初の公の場で、休業について聞かれ、「マスコミに時にちょっとしたことを言うと、印刷で違う意味に取られる」とちょっと困った笑顔を見せながら、「映画を3本撮ったので、ちょっと休みたい。辞めるつもりは全くない」としたうえで「俳優ともうひとつ力を入れている慈善事業をやりたい」と語った。

 休業宣言後の来日が初の公の場ということで、会見には、ムービー約20媒体、スチールカメラ約60媒体、記者約200人が集まった。ディカプリオさんは現在、新作について「今いろいろ探している、いいプロジェクトがあれば」といい、その間の活動として「俳優ともうひとつ力を入れている慈善事業をやりたい、いい意味で有意義に時間が使える。自分が何かに貢献できれば」と熱を込めて語り、「こういうことにも関心を向けてほしい」と報道陣に呼びかけていた。

 「ジャンゴ 繋がれざる者」はクエンティン・タランティーノ監督の最新作で、第85回アカデミー賞(2月24日=日本時間25日)で作品賞をはじめ5部門でノミネートされ、脚本賞、助演男優賞を受賞した。ディカプリオさんが、大農園キャンディ・ランドの主で、趣味は奴隷デスマッチ観戦という冷酷非情な男・キャンディ役を演じて話題を集めている。(毎日新聞デジタル)

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