アニメ「カウボーイビバップ」の渡辺信一郎監督が、SF映画「ブレードランナー」から続編「ブレードランナー 2049」(10月27日公開)に至る“空白の30年間”のエピソードの一つを描く短編アニメ「ブレードランナー ブラックアウト2022」を制作したことが15日、明らかになった。
渡辺監督は「ブレードランナー 2049」を制作するアルコン・エンターテインメントのオファーでアニメを制作することになったといい、「アニメ版を制作するにあたり気を付けたのは、『ブレードランナー』に最大限のリスペクトを払うこと」とコメントを寄せている。短編アニメの一部や制作の様子を垣間見られる映像も公開された。アニメは26日にお披露目される予定。
「ブレードランナー」は、フィリップ・K・ディックさんのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が原作の映画で1982年に公開。続編「ブレードランナー 2049」は、前作から30年後の2049年を舞台に、ロサンゼルス市警のブレードランナー・Kが、30年間行方不明だったブレードランナー・デッカードを探す。前作の監督を務めたリドリー・スコットさんが製作総指揮を担当し、前作で主人公・デッカードを演じたハリソン・フォードさんが再び同役で出演する。