松本穂香、主演映画「わたしは光をにぎっている」中川監督の魅力語る 伊藤さとりの【映画が好きすぎて Vol.93】

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  映画パーソナリティーの伊藤さとりさんが、今おすすめしたい映画を選び、作品の魅力を語りつくす番組「映画が好きすぎて」。第93回は映画「わたしは光をにぎっている」(中川龍太郎監督、11月15日公開)をピックアップ。今回はスペシャルゲストとして主演を務めた女優の松本穂香さんが登場し、作品の魅力を語った。

  映画は、前作「四月の永い夢」(2017年)で、第39回モスクワ国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞した新鋭・中川監督の最新作。亡き両親に代わって育ててくれた祖母・久仁子の入院を機に東京へ出てくることになった二十歳の澪(松本さん)。都会の空気になじめないでいたが、「目の前のできることから、一つずつ」という久仁子の言葉をきっかけに、居候先の銭湯を手伝うようになる。

  昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ、都会の暮らしの中に喜びを見いだし始めたある日、その場所が区画整理によりもうすぐなくなることを聞かされる。その事実に戸惑いながらも澪は「しゃんと終わらせる」決意をする……という物語。

  松本さんのほか、渡辺大知さん、徳永えりさん、吉村界人さん、忍成修吾さん、光石研さん、樫山文枝さんが出演。主題歌は、カネコアヤノさんの「光の方へ」。予告編では、銭湯を手伝うようになり、都会の暮らしの中に喜びを見いだし始めた澪が、ある日、区画整理によりもうすぐなくなることを聞かされ……と展開する。

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