銀河英雄伝説:イゼルローン要塞イメージのコラボカフェ 料理に“トールハンマー” ヤンの司令室も

料理の仕上げに客席でトールハンマー発射? 「ダイニングカフェ・イゼルローンフォートレス」の内覧会の様子
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料理の仕上げに客席でトールハンマー発射? 「ダイニングカフェ・イゼルローンフォートレス」の内覧会の様子

 田中芳樹さんの人気小説「銀河英雄伝説」が原作の新作テレビアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」が放送されるのを記念したコラボカフェ「ダイニングカフェ・イゼルローンフォートレス」が26日、東京・上野にオープンする。23日に報道陣向けに内覧会が行われ、劇中に登場する「イゼルローン要塞」をイメージしたという店内、アニメにちなんだ展示やメニューなどが一足早く公開された。

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 店内は、同要塞を巡ってたびたび激戦を繰り広げてきた「自由惑星同盟」と「銀河帝国」の旗が並び、客席の壁に両陣営のキャラクターや艦船などが描かれたアニメの原画などを展示しており、“銀河の歴史”を彩ってきた名ゼリフの数々が印字された壁面も。自由惑星同盟の“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリーの司令室を模したスペースも設置されており、同盟のレプリカ軍服も展示。ヤンになった気分で椅子に座って写真撮影をすることもできる。

 フードメニューは、ヒューベリオン戦艦をかたどった陶器の皿で提供されるメイン料理「本日のヒューベリオン」(1680円、税抜き・以下同)、巨大なたこ焼き「イーゼルローン焼き」(750円)、卵とオリーブで惑星ハイネセンとアルテミスの首飾りをイメージした「アルテミスの首飾り」(580円)など24品目を用意。アスパラガスをチーズとベーコンで巻いた「同盟艦隊へのトールハンマー攻め」(880円)を注文すると、スタッフが「ファイエル!」(銀河帝国の攻撃開始時のかけ声)の発声とともに、イゼルローンの強力な主砲「トールハンマー」ならぬ、ガスバーナーの炎を“発射”し、料理を仕上げてくれる。

 ドリンクメニューは、オリジナルカクテルの「ヤンの紅茶入りブランデー」(800円)や赤ワインベースのカクテル「帝国のサングリア(赤)」(同)などキャラクターやアニメにちなんだものなど、全57品目。ドリンクを注文すると、同作品のキャラクターがプリントされたコースターで提供される。コースターは全12種類で、毎月12種類の絵柄を追加する予定。

 また、来店すると、オリジナルコインをプレゼント。劇中で登場する通貨「1帝国マルク コイン」「1ディナール コイン」のいずれかを選ぶことができ、オリジナルコインでしか注文できないメニューやサービスなども用意。店内ではTシャツやピンズ、アクセサリー、アニメDVD、原作小説などのグッズも販売している。店舗は完全予約制で、全曜日2時間制。同店のホームページから予約を受け付ける。1年間の期間限定オープン。

 内覧会には原作者の田中さんも駆けつけ、店内に設置するオブジェにサインをしたり、スタッフとの記念撮影に応じるなどしていた。

 「銀河英雄伝説」は、銀河帝国の“常勝の天才”ラインハルトと自由惑星同盟の“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリーの対決を中心に銀河の興亡を描いた作品。1988年からアニメ化され、本編110話、外伝52話、劇場版3作が製作された。新アニメはProduction I.Gが制作。新アニメは第1シーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」が4月から放送され、第2シーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」が2019年にイベント上映される。

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