野沢雅子:目玉おやじのせりふを生披露 故・田の中勇さんの演技は「引きずらない」

「AnimeJapan 2018」の「ゲゲゲの鬼太郎」のイベントに登場した(左から)庄司宇芽香さん、沢城みゆきさん、野沢雅子さん、藤井ゆきよさん
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「AnimeJapan 2018」の「ゲゲゲの鬼太郎」のイベントに登場した(左から)庄司宇芽香さん、沢城みゆきさん、野沢雅子さん、藤井ゆきよさん

 故・水木しげるさんのマンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の新作テレビアニメのイベントが24日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の国内最大級のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン) 2018」で行われ、声優の沢城みゆきさん、野沢雅子さんらが登場した。1968~69年に放送されたテレビアニメ第1期などで主人公・鬼太郎を演じ、新作で父の目玉おやじ役として出演する野沢さんは「目玉おやじだ!」「見えている世界がすべてじゃないぞ」などとせりふを生披露し、「目玉おやじは、(故)田の中(勇)さんが演じてきたけど、引きずることはやめようとした。鬼太郎が大きくなってお父さんになったつもりで演じています」と語った。

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 野沢さんは、68~69年に放送された第1期を「半世紀ですね。すごいですね! 今は若い人の中に入っているけど、最初の頃は(共演者が)みんな、お父さん(年上)だった」と振り返った。イベントには、ねこ娘役の庄司宇芽香さん、妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・犬山まな役の藤井ゆきよさんも登場した。

 「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公の鬼太郎が、ねずみ男、砂かけばばあら個性的な仲間の妖怪たちとさまざまな事件に立ち向かうマンガ。新作は、テレビアニメ第6期にあたり、2007~09年に放送された第5期以来、約9年ぶりの新作となる。人々が妖怪の存在を忘れた現代を舞台に、科学では解明ができない現象が頻発し、流言飛語が飛び交い、大人たちは右往左往するばかりの中、妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・まなの前に鬼太郎がやって来る……という展開。フジテレビほかで4月1日から毎週日曜午前9時より順次放送。

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