おいしい健康~テルモ株式会社と連携、食事・血糖管理を一元化~
「家庭のためのAI」をコンセプトに、AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』を運営する株式会社おいしい健康(代表取締役CEO:野尻哲也)は、アプリ内に血糖値の記録機能を追加いたしました。併せて、大手医療機器メーカー・テルモ株式会社(代表取締役社長CEO:鮫島 光)の血糖値管理アプリ「メディセーフデータシェア」とのデータ連携を開始いたしました。本機能は共同調査で明らかになったニーズを起点に、両社の知見を活かして開発されました。
■開発の背景
国内において、糖尿病で治療を受けている総患者数は552万2,000人※1とされており、糖尿病の治療における「血糖値の日常的な自己測定・自己管理」は非常に重要です。一方、血糖値の記録を続ける難しさや、血糖測定と食事管理を別々のツールで管理する手間が、多くの糖尿病をおもちの方の課題となっています。
※1.参考:厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」
実際、2025年7月においしい健康とテルモ社が実施したアンケート調査※2(n=391)からも、血糖値の記録の現状とニーズが明らかになっています。本調査によると、血糖値を記録している方は「手書き」での記録が半数以上にのぼりました(調査1参照)。また、血糖測定の実施有無にかかわらず、「おいしい健康アプリに血糖値が表示されたら便利だと思いますか?」の問いに対しては7割以上が好意的に評価しました(調査2参照)。さらに食事と血糖値の一元管理ができると、食事作りや血糖測定のモチベーション向上や行動変容を期待する回答が得られました(調査3参照)。
【調査1:血糖自己測定(SMBGやCGM)の記録の現状】
Q.血糖測定の結果はどのように記録していますか?(ご自身で測定している方:n=177・複数回答)
→血糖値の記録方法は「手書き」が半数以上(59.3%)
【調査2:おいしい健康アプリでの血糖表示ニーズ】
Q.おいしい健康アプリにご自身、またはご家族の血糖値が表示されたら便利だと思いますか?(n=391)
→約7割が「血糖値が表示されると便利だと思う」と回答(70.6%)
【調査3:食事と血糖管理の一元化による生活の変化】
Q.おいしい健康アプリと血糖値を併せて見ることができると、生活はどのように変わるかイメージをお聞かせください。(n=391・複数回答)
→ 食事×血糖の一元管理が、自己管理のモチベーション向上につながる可能性が示唆される

※2.参考:テルモ株式会社×株式会社おいしい健康共同調査「糖尿病のある人における血糖自己測定に関するアンケート」2025年7月実施(n=391)より一部抜粋して作成
■開発の経緯
共同調査から、単に血糖値を記録できるだけでなく「食事と血糖値を一緒に振り返りたい」というニーズが強いことが明らかになりました。糖尿病をおもちの方のこうした声をもとに、血糖値管理の領域で豊富な実績を持つテルモ社と連携し、測定から記録・食事管理までをシームレスにつなぐ体験を目指し、本機能を開発しました。
■血糖値の記録機能の概要
1.テルモ社の「メディセーフデータシェア」とのデータ連携
テルモ社のSMBG機器および血糖値管理アプリ「メディセーフデータシェア」を利用している場合、連携設定によりメディセーフデータシェアの測定データが自動でおいしい健康アプリに反映されます。
▶︎メディセーフデータシェアについて https://msds.terumo.co.jp/
テルモ社が提供している血糖値管理アプリ(2021年10月リリース)。糖尿病のある方は、血糖測定器で測定した血糖値をアプリへ直接入力、または血糖測定器からNFC通信でデータを転送することで、スマートフォンやウェブアプリでデータをいつでも、どこでも記録・管理・閲覧することができます。
2.血糖値をグラフで見える化
血糖値の変動を折れ線グラフで表示。食事記録と併せて1画面で管理でき、食事内容と血糖値の関係を把握しやすくなります。
「血糖値の記録・確認方法」画面イメージ
3.測定タイミングの通知
血糖測定のタイミングや時間に合わせて、記録の通知設定が行えます。たとえば、食事を記録すると、食後2時間に血糖測定のリマインド通知が届くなど、記録の習慣化をサポートします。
「血糖測定の通知」画面イメージ

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大阪鉄道病院 院長、京都府立医科大学 名誉教授 福井道明先生のコメント
糖尿病をもつ方の食事療法においては、豊かな食生活を送ることと、血糖マネジメントを両立させることが重要だと考えています。本連携が、より実践的で続けやすい生活の支援となることを期待しています。
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テルモ株式会社・メディカルケアソリューションズカンパニー
ライフケアソリューション事業プレジデント 杉山裕一朗氏のコメント
医療機関での治療と、日常生活における食事管理がつながることは非常に重要だと考えています。おいしい健康様が積み上げてこられた食事管理の知見に、テルモの血糖測定技術を組み合わせることで、血糖測定を起点にご自身の生活を振り返り、前向きな行動につなげやすくなります。これからも私たちは、糖尿病のある方一人ひとりの歩む道のりを、継続的に支援していきたいと考えています。
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株式会社おいしい健康・代表取締役CEO 野尻哲也のコメント
現在、おいしい健康アプリは「2型糖尿病またはその予備群」とされる約11万人の会員の皆さまにご利用いただいております。血糖データの自動連携機能を提供できる運びとなり、血糖値の変動を確認しながら食事内容を見直したいというニーズに応えることができ、より実践的かつ継続しやすい健康管理体験を提供できるものと考えております。
■今後の展開
当社は、今後もテルモ社との連携をさらに深めるとともに、利用者一人ひとりが自身の健康データを食事管理に活かせる、よりシームレスな環境の実現を目指します。
直近では、2026年5月21日(木)~23日(土)に大阪国際会議場にて開催される「第69回日本糖尿病学会年次学術集会」に出展し、医療従事者の皆さまに向けて、本機能をはじめとするおいしい健康の取り組みをお伝えいたします。
また、今後は併せて、さまざまな医療・ヘルスケアサービスとの連携を通じ、健康管理体験のさらなる拡充を図ってまいります。
■AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』の概要
AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』は、健康状態や疾患、食の好みなどに合わせて、AIが最適な献立・レシピを提案するパーソナライズ食事管理サービスです。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」や各種診療ガイドライン、医師の食事指示に基づき、予防、ダイエット、疾患別の食事管理をご家庭で手軽に実践いただけるよう支援いたします。
■株式会社おいしい健康について
株式会社おいしい健康は、月間200万人が利用するAI献立・栄養管理サービスを運営するヘルスケア・スタートアップです。「家庭のためのAI」をコンセプトに、一人ひとりの健康状態・好み・予算に合わせ、管理栄養士監修の1万件超のレシピを軸に、糖尿病・高血圧をはじめ80種類以上の疾患への対応から食費管理まで家族の食卓を支えています。アプリ『おいしい健康』および医療機関向け生活指導SaaS『Kakaris(カカリス)』を展開し、「誰もがいつまでも健康で、おいしく食べられる」社会の実現を目指します。
本リリースに関するお問い合わせ
株式会社おいしい健康 広報担当
E-mail: press@oishi-kenko.com
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